2013/11/19

#866 スポーツ政策ニュース (第40号)

スポーツ庁発足に向けて動き出す?

讀賣新聞の11月18日朝刊の1面に「スポーツ庁 文科省外局に」という記事が掲載されていました。…2015年度、すなわち2016年リオ五輪の前年の発足を目指したいと書かれていました。

スポーツ庁発足の目的が、同記事には色々書かれていましたが、スポーツ関連行政(予算)の一元化、長期的な視野に立ったトップ選手の強化、国民へのスポーツの普及や健康福祉、医療分野への貢献などがあります。

Terry Bird の持論でもある「スポーツ問題の解決」「スポーツを通じた問題解決」に関する機能については、残念ながらまったく触れられていませんでした。…スポーツ庁について、そういう意味での必要性は認識していますが、何ととなくできてしまうような、あるいはムードや勢いでできてしまうようなものであるのなら、必要性は感じません。

同記事には、スポーツ庁の機能については超党派の議員連盟が来年4月に報告書をまとめ、その後、文科省が具体案にまとめるとありました。

Terry Bird の専門とするカナダでは見られない手順かと思います。

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