2013/02/10

#632 海外調査報告書の書き方 (4)

調査対象機関のウェブサイトの見方の鉄則②

報告書内で調査対象機関の概要を書くにしろ書かないにしろ、必ず押さえておかねばならないのが、その機関の「略史(brief history)」です。…“概略”であって、決して“簡略 or 簡単”に考えない方がいいです。…間違ってもウィキ何とかを鵜呑みにしないようにしてください。

 鉄則② 調査対象の「History (of ●●●)」を確認し、設立年及び名称の変更を押さえるべし

欧米諸国のスポーツ関係機関・団体の歴史は古く、早いものでは1800年代後半に設立されています。…一概に言えませんが、歴史が古いほどその名称が何度か変更されながら現在に至っています。(歴史が浅くても結構あります…)

名称が変更されるということは、合併されたり、その機関・団体の目的が変わったり、国内での位置づけや他機関等との関係性が変わったりするなど、何らかの変化が生じている可能性があります。…その機関等を正確に把握するうえで重要です。

例は示しませんが、日本で紹介されている情報やウィキ何とかの情報の中に、Terry Bird が気がついただけでも誤りが幾つかありました。また、当該国内の情報でも誤って記述されている場合もありました。…報告書に年代や名称を書く際は、細心の注意を払ってください!

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