2013/01/31

#623 女子柔道の告発問題に関連して (3)

2020五輪の東京招致に影響するか…

桜宮高校、豊川工業高校等の体罰問題に加え、今回の女子柔道の告発問題です。…日本のスポーツ界における暴力やハラスメントの問題が“顕在化”しています。

女子柔道の日本代表監督が辞任を表明したことにより、うやむやのまま幕引きの方向に向かうと思われますが、2020五輪の東京招致にとって大切な時期でもありますので、あまり大事にしたくないという関係者の思惑でもあるのでしょうか…

日本のスポーツ界における暴力、ハラスメント等の撲滅に向けて徹底的に調査するのが良いのか、それとも白黒つけずに曖昧なままにしておくのが良いのか…2020五輪の東京招致への影響を考慮した場合、判断が難しいところです。…ただし、日本のスポーツの将来にとって必要なのはどちらかについては言うまでもないと思います。

次元や内容は違いますが、カナダの「デュビン調査(Dubin Inquiry)」がヒントになります。…以下、文科省報告書からの引用(抜粋)です。

 1988 年ソウルオ リンピックでのベン・ジョンソン元選手の薬物スキャンダルはカナダスポーツ界に汚点を残したと同 時に、カナダのその後のドーピング施策に多大な影響を与えた。このスキャンダルを受け、連邦政府 は直ちにカナダスポーツ界におけるドーピング実態を調査するための「デュビン調査(Dubin Inquiry)」と呼ばれる「競技力向上目的の薬物使用及び禁止行為に関する調査委員会」を設置した。 委員長を務めたチャールズ・デュビン判事のリーダーシップのもと約10 ヵ月間にわたり公聴会(証人 119 人、供述書14,817 ページ、証拠物件295)が開かれ、1990 年に「デュビン調査報告書」(638 ペー ジ、70 勧告)が公表された。同報告書の勧告により、1991 年に「カナダドーピング防止機構(Canadian Anti-Doping Organization:CADO)」が設置(※運営は1992 年1 月~)され、カナダのドーピング防止プログラムの開発が任された。1992 年、同機構は「カナダ薬物乱用防止センター(Canadian Centre for Drug-free Sport:CCDS)」に名称変更し、1995 年には「フェアプレー・カナダ(Fair Play Canada)」 との合併に伴い「カナダスポーツ倫理センター(Canadian Centre for Ethics in Sport :CCES)」が誕生した。

※資料 http://www.mext.go.jp/component/a_menu/sports/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/08/03/1309352_014.pdf

0 件のコメント: