2012/09/03

#502 ロンドン2012パラリンピック (2)

マルチサポート・ハウスはどうなった?

パラリンピックでの“メダル獲得数”について言及するには勇気がいります。…日本においては、まだまだタブー視されているところがあるからです。

8月29日に開幕したロンドン・パラリンピックも5日目が終わろうとしています。ロンドン・オリンピック同様、ロンドン・パラリンピックにおいても大会公式ウェブサイトにおいて国別メダルランキング表(Medal count)が掲載されています。…Team Japan は苦戦しているようです。…現時点(日本時間:9/3 2:07a.m.)での「金メダル獲得ランキング」は30位(1個)、「メダル獲得ランキング」は37位(2個)です。

直感ですが、世界的にパラリンピックの競技化が一段と進んでおり、日本はその流れから取り残されているような気がします。…関係者の多くは、その理由(原因)が何か知っていますが…

先ほど、独立行政法人日本スポーツ振興センター(JAPAN SPORT COUNCIL)からの報道関係向け“NEWS RELEASE(8/29付)”がアンテナに引っかかりました。タイトルは「第30回オリンピック競技大会(2012/ロンドン)マルチサポート・ハウス報告について」です。…それには、以下のように報告されていました。

【利用実績】
  ● 延べ利用者数:4,217名(7月16日~8月12日)
  ● 平均利用者数:約150名/日(最高:293名/日)
  ● 利用競技団体数:20競技団体(選手村に入村した22競技団体のうち90%が利用)
    (馬術・トライアスロンが利用せず)
  ● 利用日数:平均12.5日/競技団体
  ● 平均利用時間:1時間57分/回/競技団体

察するに、マルチサポート・ハウスは閉設され、パラリンピック選手は利用できていないようです。(…代替するものがあるか否かは調べていません。)

※http://naash.go.jp/jiss/LinkClick.aspx?fileticket=KyYwAP6OdvM%3d&tabid=36&mid=884 を参照

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