2011/11/03

#265 Terry Bird の問題解決学 (6)

「A」と「B」が漠然としているとき…

必ずしも「A」と「B」が明確化されているとは限りません。自ら探索しなければならない時もあります。このような場合、「B」→「A」の順に明確化するのが良いと考えます。

例えば、「何だか良く分からないが、上手くいっていないなぁ」「今の自分に納得がいかない」「自分は何をしたら良いのか分からない」「うちの会社(大学)は大丈夫かなぁ」などの問題意識が発端となっているケースです。

便利な問題探索PCソフトがあれば良いのですが…(探せばあるかもしれませんが)…アナログ的に現状把握するしかありません。とにかく、今の状況にまつわるデータ(情報)を洗いざらい書き出すことです。…問題解決(学)関連の本では様々な技法が紹介されています。参考にしてみて下さい。…古典的かつ定番といえる技法ですが、Terry は川喜田二郎さんの「KJ法」がしっくりきています。…どうしてKJと名付けられたかお分かりですよね。…NM法というものもあります。…NM?

書き出し方は、「情報カード(紙切れ)」よりも、Terry はエクセルを活用しています。なお、個人的な問題は別として、可能であれば数人で情報を出し合う“ブレインストーミング”方式を採用すると良いでしょう。“三人寄れば文殊の知恵”とも言いますし…

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