2011/12/26

#300 SMJブログの目指すもの (6)

SMJブログ 第4ステージ突入!

Sport Matters JAPAN の目指していることが何かについては、本ブログをご愛読いただいている方には“何となく”お分かりかと思います。…関心のある方は「#1 2011年1月11日(火)から SMJ のブログが始まります! 」から#299までお読み下さい!…お正月の“時間つぶし”にでも活用いただければ幸いです。…エッ、そんな暇ない?

SMJブログは、そのゴール(スタート地点)のイメージを持ちつつ1/11にスタートしましたが、スケジュールに関するプランはアバウトでした。…しかしながら、SMJ元年に年間300回の更新ができたことで、Terry Bird として、手応えを覚えつつ、その準備に充てられる時間が明確になりました。

Sport Matters JAPAN は“第10ステージ”から Action を起こすことを目標にして、準備を進めることにします。…第10ステージとはSMJブログ#900~です。…2014年1月1日(水)から何かが始まります!

SMJブログ(#301)は2012年1月1日(日)から再開します。…1年間、SMJブログをご愛読いただき感謝申し上げます。…皆様、良いお年をお迎えください!

2011/12/25

#299 2011年を振り返る (7)

サンタクロースからのプレゼント!

Terry Bird のところにも“サンタさん”がやって来ました。

2011年の最後に、1年間頑張った(※自分への)ご褒美としてカナダ製の腕時計をプレゼントしてくれました。…テンス社(TENSE)の木製腕時計です。…とても気に入っています。

Tense Wood Mens Watch Dark Sandalwood Tri-Dial Hour Day Time G4300D

Japanese の Terry ですが、Canadian Identity が少しずつ芽生えてきました。…ライフワークとして外国スポーツ政策研究に取り組んでいくのであれば、対象国(カナダ)に深い思い入れがなければならないと考えます。…2011年は、それが確固たるものとなった年でした。

I wish you a merry Christmas.

2011/12/24

#298 2011年を振り返る (6)

SMJブログを通して学んだこと!

ブログ:Sport Matters JAPAN を立ち上げてから1年になろうとしています。Terry Bird のこれまでの人生を考えた時、趣味らしいものはありませんでした。…あえて言えば、楽しみながらスポーツや研究をやっていますので、それらが趣味みたいなものかもしれません。

間もなく300回目の更新を迎えます。2011年中にブログ更新のために費やした時間を他に充てていれば・・・と考えることもありますが、SMJなしでは2011年はありえなかったですし、SMJなしではTerry Bird という男の存在もありえないです。

(余力はありましたが)2011年はとても忙しかったです。厄介な仕事が多かったです。…でも、SMJブログを更新する楽しみがあったことで、どうにか乗り切ることができたと思っています。

どんな状況に置かれていても「自分を保つことができる」「夢を抱きつつ楽しめる」「活力を生み出せる」「自己啓発できる」ような“暇(いとま)”を1日(24h)のどこかに設けることが大切だということが実感できた2011年でした。

SMJブログは Terry Bird にとっての“leisure(レジャー)”なのでしょう!

2011/12/22

#297 2011年を振り返る (5)

Terry Bird も国際人に?

1月のカナダ現地調査で2人の研究者にヒアリングを行いました。トロント大学のブルース・キッド(Bruce Kid)教授とオタワ大学のジーン・ハーベイ(Jean Harvey)教授です。両先生にはヒアリングの最後に、「日本体育・スポーツ政策学会第21回大会(12/3)」での“基調講演”のゲストスピーカーとして招聘する可能性があることを伝えていました。…Prof. Ken さんと相談した結果、今回は、今後のことも考え“現役の大学教員”であるハーベイ教授にお願いすることにしました。…ただし、キッド教授はカナダのスポーツ政策研究の大御所(生き字引)のような方ですので、機会があれば是非とも日本にお呼びしたいです。…因みにキッド教授は東京オリンピック(1964年)のカナダ代表の陸上競技選手であった方です。…メールでトロント大学の授業で使用されているパワーポイント資料を送ってくれるような寛大な方です。

ハーベイ教授とは、目上の方には失礼なのですが、今では Jean-Teru とメールで呼び合う間柄になりました。1週間近く行動を共にして様々な話をした結果、言語と習慣が異なっていても“同じ人間なのだ”ということを実感することができました。…親父ギャグも言うし、お茶目なところもあるし、息子さんや奥さんのお土産を買おうとしているときには“研究者の顔”から“パパの顔”に豹変したり…と、人間臭いところも大いにありました。

Terry にとって、国際的なネットワークを構築していけるチャンスを掴むことができた“2011年”でした。…今後の課題の一つは「英語力の向上」ということになります!…カナダで“日本のスポーツ政策:問題と課題”について英語でスピーチできるぐらいにはなりたいものです。

2011/12/21

#296 2011年を振り返る (4)

フリーエージェント宣言!

TSUに務めて15年が過ぎようとしています。…大学院在学中(5年間)に日本育英会から貸与していただいた奨学金(約600万円)の返還免除職を15年間務めあげることになります。…正確には、来年の3月31日までですので、残り数カ月ありますが…クビにならないように気をつけないと…

 2012年、Terry Bird は“年男”です!……36才です……嘘です……24才です!

FA宣言したからと言って、転職したり、TSUを離れようとは思っていません。とても居心地の良い職場です。(for now)

2012年は色々企てます!

2011/12/20

#295 2011年を振り返る (3)

やり残したこと!

SMJブログで“公言”しながらも、やり残したことや、未遂行の作業が幾つかあります。

学会誌への投稿論文の執筆が進まなかった
   テーマ:カナダのスポーツ紛争処理制度に関する研究
学会発表ができなかった
   12月17日(土) 日本スポーツ法学会:一般研究発表
研究助成の申請ができなかった
   科研費、某財団
SMJブログ:「日本のスポーツ政策の良いところ」が(17)で止まっている

来年は、研究活動に比重を置きたいと考えています。…もちろん、SMJブログも…

2011/12/19

#294 2011年を振り返る (2)

カナダのスポーツ政策のことなら Terry Bird !

今年一番の収穫は、「カナダスポーツ政策研究者」という肩書を公言できる自信が得られたことでしょう。…文科省の報告書(カナダ編)を執筆する以前は、カナダの特定のスポーツ法について深く研究していただけでしたので、必ずしもカナダのスポーツ政策について幅広く理解していたわけではありませんでした。…しかし、今は違います。

もちろん英語力のある方がカナダのスポーツ政策に関する主要文献(インターネット情報含む)を翻訳して、それらを報告書としてまとめることは可能です。翻訳をアウトソーシングする方法もあります。…過去のカナダの報告書はそういうものでした。…形式的な報告書で良いのなら問題ないのですが…

しかしながら、実質的かつ生きた報告書が求められるのならば、その道の専門家が書かねばならないと考えます。行間から言外のメッセージが発せられているような、また個々の文章に魂がこもっているような報告書でなければならないと考えます。

カナダの報告書はそのつもりで書きました。是非ご一読を!…ただし、現在の日本のスポーツ振興基本計画の改定作業においてどの程度活用されているかは ??? です。…形式的な委託研究だったのかなぁ…

2011/12/18

#293 2011年を振り返る (1)

定番シリーズです。Terry Bird の2011年を振り返りたいと思います。…ブログは、そもそも個人の記録(日記)ですのでお許しを!

今年(2011年)は Terry の人生において、節目となる非常に意義深い1年でした。…1月下旬(1/23-30)のカナダ現地調査を前にして、その研究旅行記を書くために本ブログ(Sport Matters JAPAN)をスタートさせたのが1月11日でした。…その後、SMJブログの更新を重ね、1年間で300を超える記事投稿をするまでに至っています。

…人生の筋書きは、誰が書いているのでしょうか?

カナダに始まり、カナダで終わった1年間でした! (つづく)

2011/12/15

#292 第21回学会大会:報告 (2)

日本体育・スポーツ政策学会第21回大会・報告

去る12月3日(土)にTSUで開催された「日本体育・スポーツ政策学会第21回大会」のシンポジウム(『スポーツ政策とスポーツ報道』)の様子です。

大会事務局撮影(by Taku)
この企画の第2段が期待されるほど、議論が白熱した、充実したシンポジウムでした。
ご登壇いただいた皆様、ご参加いただいた皆様、心から感謝申し上げます。

 大会実行委員長 Terry Bird

2011/12/13

#291 第21回学会大会:報告 (1)

日本体育・スポーツ政策学会第21回大会・報告

去る12月3日(土)にTSUで開催された「日本体育・スポーツ政策学会第21回大会」の参加者数についてご報告いたします。

 ● 会員(56名)
 ● 会員外(4名)
 ● シンポジウム一般参加(7名)
 ● 基調講演関係者(2名)
 ● シンポジウム関係者(5名)
 ● 運営スタッフ(8名)
 ● TSU関係者(4名)
 ● 報道関係者(1名)
 ● 出版物展示(1名)    ※合計 88名 (未確定)

多くの方々にお越しいただきました。
この場をお借りして御礼申し上げます。

 大会実行委員長 Terry Bird

2011/12/12

#290 Prof. Jean Harvey's Japan Tour (5)

Terry Bird にとっての収穫

外国スポーツ政策研究の大きな壁は“現地の空気を吸っていない”ことです。…今日、インターネットを活用して日本に居ながらにして多くの情報を入手することは可能ですが、所詮、紙ベースの理解でしかありません。…分かった気になっていたとしても、ほんの2~3割程度に過ぎないと思っています。

この度のジャパン・ツアーの間、ジーンから多くのカナダスポーツ政策に関する生の情報を聞き出すことができました。

また、Terry Bird の今後の計画も説明し、協力も要請しました。…少しずつ、ゴール(スタート地点)に近づいています。…不思議です…シナリオは誰が書いているのだろう…

ジーンから収集したカナダ情報は、企業秘密!?ですので公開しませんが、アテンド(通訳)として大活躍して下さった Nagatacさんは Terry より“カナダ情報”を握っているかもしれません。…彼の身の安全が心配です。(Just kidding!)

2011/12/11

#289 Prof. Jean Harvey's Japan Tour (4)

ジーン・ハーベイ教授の“日本”理解プログラム

世界から日本はどう見られているのか?
……日本の印象……日本人についての先入観……中国、韓国との違い……

ジーンの日本滞在中、可能な限り sightseeing  していただきました。

国立歴史民俗博物館
浅草寺
浅草神社
秋葉原
歌舞伎町
日本武道館
靖国神社
皇居

浅草は Prof. Kid さんにガイドをお願いしました。さすが浅草生まれの浅草育ちの悪友“師匠”でした。パーフェクトでした!……それ以外は、宿泊したホテルの近くにありましたので、ほとんど無計画の観光でした。…でも、好評でした。

ジーンの日本(人)の印象は大きく変わったようです。…Terry とNagatac のせい?

2011/12/10

#288 Prof. Jean Harvey's Japan Tour (3)

ハーベイ教授に「学位記(日本食)」が授与されました! 

日本を理解していただくには「食文化の理解」を外すことはできません。以下は、ジャパンツアーにおいてジーンが食したメニュー等です。

 ・幕の内弁当  ・おでん
 ・味噌ラーメン  ・ギョーザ  ・白子  ・すし  ・車海老(にぎり+頭の塩焼き)
 ・天ぷら  ・茶碗蒸し  ・おわん  ・わさびジェラート  
 ・そば  ・しゃぶしゃぶ  ・刺身  ・うどん  ・鴨南蛮そば  ・雷おこし
 ・人形焼き  ・焼き鳥  ・ビール  ・日本酒  ・焼酎 他

なお、作法!? として以下のことを伝授しました。

麺は音を立ててすする
すしは手づかみで食べても良い
茶碗蒸しは食後のデザート…(多分)…
箸の使い方

ジーンからは以下のメールが届いております。

 I will make for myself and post in my office, a diploma in the Arts of Japanese food and chopsticks, with specialty in Canadian technique.

2011/12/09

#287 Prof. Jean Harvey's Japan Tour (2)

Terry Bird はパワーアップしました!

今回の「日本体育・スポーツ政策学会第21回大会の実行委員長」及び「シーン・ハーベイ教授ジャパンツアーのコーディネーター」という大役(責任)を何とか果たせたことにより、多少の脱力感を覚えつつも、また一つ階段を昇れたような気がします。

どちらも“ホスピタリィティ(hospitality)”を強く意識しました。……その結果、言葉としての理解だけでは決して語ることのできない“その精神”を、この度の経験を通じて実感することができました。

ジーンの突然の涙には驚きましたが、私たちの気持ちが伝わったからだとすると非常に喜ばしいことです。……真のホスピタリィティ……言葉にするのは難しいですが、経験を通じてのみ理解できるものだと思います。

2011/12/08

#286 Prof. Jean Harvey's Japan Tour (1)

アッという間の6日間でした。

昨日(12/7)、オタワ大学のジーン・ハーベイ教授が17:00発トロント行き(エアカナダ)で帰国の途に就かれました。


別れの時、ジーンは涙ぐんでいました。感動の別れでした!

2011/12/07

#285 仮想・ロンドン五輪国別メダルランキング (4)

金メダル獲得数においてアメリカが首位を奪還!

AdelaideNow の「VIRTUAL MEDAL PREDICTOR:VMP」の更新が12月6日付(日本時間)で確認されました。前月と比較すると、金メダル獲得数でアメリカが首位を奪還したこと、オランダの金メダル獲得順位が14位から11位に上がったことなどがトピックスです。隣国の韓国は22位(金4, 銀6, 銅15)に留まっています。……“Infostrada Sports社”の韓国に関する予想が低いのには何か理由があるのでしょうか? 実際は韓国はもっと上にランクされても良いと思っています……ただし、総メダル獲得数では日本が9位(32個)、韓国が10位(25個)です。

以下、最新の国別メダル獲得予想(金メダル獲得数10傑)です。※順位・国名・(金, 銀, 銅:合計)

 1. アメリカ      (39, 20, 30 :89) ↑
 2. 中国       (37, 36, 20 :93) ↓
 3. ロシア      (21, 28, 29 :78)
 4. ドイツ        (17, 17, 21 :55)
 5. イギリス     (14, 23, 22 :59)
 6. 日本       (12,  9, 11 :32)   ※前月:12, 9, 12 :33
 7. オーストラリア (10, 16, 16 :42)
 8. イタリア      (10, 12, 14 :36) ↑
 9. フランス     ( 9, 15, 12 :36)  ↓ 
10. ケニア       ( 9,   5,  6 :20)

★ 日本の金メダル獲得者(予想)内訳:
「柔道(7)」
 Daiki Nishiyama(Men's 90kg) Takamasa Anai(Men's 100kg) Tomoko Fukumi(Women's 48kg) Misato Nakamura(Women's 52kg) Kaori Matsumoto(Women's 57kg) Yoshie Ueno(Women's 63kg) Akari Ogata(Women's 78kg)
「レスリング・フリースタイル(2)」
 Saori Yoshida(Women's 55kg) Kaori Icho(Women's 63kg)
「体操競技(2)」
 Kohei Uchimura(Men's Individual All-Around)(Men's Floor Exercise)
「射撃(1)」
 Tomoyuki Matsuda(Men's 50m Pistol)

「仮想・ロンドン五輪国別メダルランキング表(Virtual Medal Table for London 2012:VMT)」についての説明は http://sportmattersjapan.blogspot.com/2011/08/188-2012-4.html をご参照ください。

2011/12/04

#284 第21回学会大会“無事”終了!

日本体育・スポーツ政策学会第21回大会が終了しました。

まだ残務がありますし、2011 Japan Tour of Prof. Harvey も終了していないので、今学会大会を総括する余裕はまだありません。…ただ、来年度開催大学の関係者にバトンを引き継げたことについては、取りあえず“ホッ”としています。

 ご協力いただいた多くの皆様へ深く感謝申し上げます。とても良い経験になりました。

次なる仕事に取り掛かります!

2011/12/03

#283 第21回学会大会“当日”

20011年12月3日(土)の朝を迎えました。雨模様です。

いよいよ「日本体育・スポーツ政策学会第21回大会」が開催されます。そして、12月7日までの 2011 Japan Tour of Prof. Harvey がスタートしました。

昨日は、無事にシーン・ハーベイ先生(オタワ大学)と再会することができました。

 本学会大会のコンセプト:

   小さな大学(TSU)から
     大いなるInspiration(刺激)を!

ご来場をお待ちしております。

2011/12/01

#282 第21回学会大会まであと“2日”

2011年は大きな仕事が3つありました。

 文科省「外国スポーツ政策調査研究(カナダ担当)」(カナダ現地調査含む)
  TSUインターンシップ派遣業務
  日本体育・スポーツ政策学会第21回大会のホスト

①がなければ③の基調講演でジーン・ハーベイ先生をお呼びすることもなかったです。そして、12月2日から12月7日までの「2011 Japan Tour of Professor Jean Harvey」のマネジメントをすることもなかったです。

この6日間で様々なプログラムを企画しています。Prof. Ken さんの大学では12月5日に特別講義(Seminar)をしていただくことになっています。タイトルは「The Two Other Solitudes: sport and physical activity policy in Canada」です。

率直に言って、準備は大変です…SMJブログが更新できないぐらいです…と言いつつも更新していますが…。

この1週間で Terry Bird はパワーアップすると思います。…そのことを楽しみにして、ラストスパートします!

2011/11/28

#281 第21回学会大会まであと“5日”

TSU副学長に 「いやー、学会大会の実行委員長になりまして大変ですよ~」 と愚痴をこぼしたら、「それは義務、義務、義務だね!」 と諭されました。

大袈裟ですが、大学教員として、あるいは研究者として学会大会の実行委員長を務め、その責任を果たすことは一人前になるための“登竜門”ということでしょうか…

おそらく Terry にとっては“一生に一度の大役”だと思いますが、周囲には何度もその立場に就かれている方々が多数おられます。…敬服いたします!

昨日、経験不足からくる大きなミスが発覚しました。…関係者のご理解・ご協力で何とかなりましたが…

2011/11/26

#280 第21回学会大会まであと“7日”

本日(11/26)は「TSUの創立記念日(お休み)」でした。…忙しくて忘れていました。昨晩、テニス部員から「明日の練習はありますか?」というメールをもらってようやく気がつきました。…当然ながら、大学(1限:卓球)に行くつもりでした。

 おー! これは神様からのプレゼントかぁ……学会大会の準備ができま~す!

「日本体育・スポーツ政策学会第21回大会(12/3)」まで1週間となりました。ラストスパートです。

 様々なスポーツ(政策)関連の「一般研究発表」(20本)
 カナダのスポーツ政策改定の最新情報に触れられる「基調講演」
 「スポーツ報道」に深く関わられている方々による「シンポジウム」

当日会場でお渡しする「大会号(抄録集)」の原稿データの印刷業者への送信は先ほど全て完了しました。基調講演のジーン・ハーベイ先生からは、昨晩、プレゼンテーション用の Power Point データが送られてきました。懇親会のメニューもほぼ固まりました。

TSUはとても小さな大学ですが……ご来場いただいた皆様方にとって“大いなる inspiration” が得られるような学会大会を開催できればと願っております。

2011/11/23

#279 大学教育・雑感 (18)

体育教員の養成について

昨晩(11/22)、バラエティー番組で「某N体育大学の女子学生による集団行動の練習」について紹介されていました。Terry の出身大学とはライバル関係にある(あった?)大学ですが、お互いリスペクトしていた間柄でもあったと思っています。

日本の学校体育の良さについてはSMJブログで紹介しました。……そのような良さを支えていたのが両大学をはじめ老舗の体育系大学、各地の教育大(学部)から輩出された体育教員であったことは誰も否定しないでしょう。

ただし、これからは日本の学校体育も変容していくと思います。

理由は、日本中に新しい体育系の学部・学科・コースが多数新設され、そこからも多くの体育教員が輩出されるからです。…入学試験で実技テストが課されず、限られたスポーツ関連授業しか履修せず、在学中“体育会運動部”にも入らず…しかし、スポーツ系の資格は保有している…そのようなスポーツキャリアをもつ体育教員が、日本の学校体育現場のマジョリティになる時代も遠からず訪れることでしょう。

Terry は、日本の学校体育や日本的スポーツの良さに誇りをもっています。……“体育教員マインド”をいかに伝えていけるかがポイントになりそうです。

2011/11/22

#278 大学教育・雑感 (17)

久しぶりの「雑感」です。

昨日(11/21)、娘 Kaena の幼稚園行事で「ねずみちゃんの国」に行ってきました。……耳慣れた声がアチコチから……不思議な気分です!

TSU ではキャリア関連授業を担当していますので、なおさらなのでしょうが、前泊したホテルの仕事や夢の国のキャストの仕事を見た時に、どちらもとても魅力を感じました。そう言えば、以前お世話になった出版社(出版企画~編集~刊行)の仕事も魅力的でした。

タクシーやトラックのドライバーもやってみたいと思っています。…大変そうですが…

12月2日(金)、TSU健康スポ3年生全員を「夢の国のゲストサービス・フィロソフィー研修(2時間)」に連れて行きます。午後はパーク体験です。……何かを感じ取って欲しいものです!

2011/11/20

#277 日本体育・スポーツ政策学会第21回大会 (4)

一般研究発表(20本)のテーマです!

とても多くの一般研究発表のお申込みをいただきました。多くの方々のお越しをお待ちしております。非会員の方の参加費は5,000円ですが…

定期的なスポーツ実施を規定する促進・阻害要因
  ―20~30歳代成人に着目して―
運動・スポーツ実施を規定する人口統計学的要因および環境要因
  ―日本人成人20歳代・30歳代に着目して―
20-30代のジョギング・ランニング実施を規定する要因

総合型地域スポーツクラブのコンサルティングに関する研究
都道府県におけるスポーツ推進計画の現況について
  ―計画の期間および改定内容に着目して―
特定自治体の市民を対象としたスポーツ活動の実態に関する調査研究計画

韓国における体育高等学校制度の現状に関する研究
アメリカにおける認定制度(クレデンシャリング)に基づくアスレティックトレーナーの
 資格認定制度の構造
子どもの運動技能獲得過程に関する一考察
長期自然体験活動が子どもに及ぼす影響に関する研究

スポーツを通じた国際交流-長野県白馬村を事例に-
大学のスポーツ活動による地域交流-女子大学を事例に-
オーストラリアにおけるスポーツ政策の転換
英国車いすバスケットボール協会に見られる政策過程の分析
  -唱道連携フレームワークをもちいて-

スポーツ活動におけるリスクマネジメントに関する研究
ファンドレイジングの活用によるスポーツ振興に向けて
地方自治体におけるスポーツ行政の存立構造に関する研究
  -札幌市の取り組みを事例にして-

日本のエリートアスリートによるエリートスポーツ環境の評価
  ―SPLISS モデルを用いた定量的評価―
日本の公共スポーツ施設に関する研究の動向―経営評価と政策評価の視点から―
公共スポーツ施設への指定管理者制度の導入による施設経営効率の変化
  -A市スポーツセンターの事例研究-

2011/11/17

#276 スポーツ政策ニュース (第17号)

『スポーツ政策論』(成文堂)が刊行されました。
 ※ISBN978-4-7923-8067-0 (3,500円+税)


Terry は「第2編 国によるスポーツ政策 第2章 競技スポーツ政策」で、“第3節 競技団体のガバナンス-カナダを事例として-”(pp.199-204.)を分担執筆しています。

同書は、“スポーツ政策を学ぶ大学生のための入門テキスト(概説書)”を企図して編集されたものです。……さっそく、今日のゼミで活用しました。同書につきましては、12月3日(土)のTSUでの日本体育・スポーツ政策学会第21回大会において、成文堂による出張販売があります。

どうぞ!

2011/11/16

#275 スポーツ政策:「世界の動き」 (6)

日本体育・スポーツ政策学会第21回大会の準備が忙しく、SMJブログが更新できません!

そんな中、世界中には Terry の考えていることと同じようなことを考えている人たちがいるなぁ…と感心した情報を掴みました。

本ブログは「Sport Matters JAPAN」ですが、ニュージーランドにもありました。

 「SportMatters NZ」 で~す! 

詳細は落ち着いたら調べますが、少々先を越されたような気分です。

2011/11/14

#274 日本体育・スポーツ政策学会第21回大会 (3)

12月3日(土)に TSU で開催される標記学会大会の「基調講演(keynote address)」のポイントをご紹介します。ゲストスピーカーは、ジーン・ハーベイ教授(オタワ大学)です。

ハーベイ教授とは今年1月のカナダ現地調査の際に初めてお会いしました。とてもフレンドリーな方で、SMJブログ#19「カナダスポーツ政策調査:現地報告⑤」でも書きましたように、ヒアリング調査の後、世界最長の天然スケートリンク(※ユネスコ世界文化遺産に登録)である「リドー運河」に連れて行って下さいました。(滑ってはいませんが…)

ビーバー・テイルという揚げパンを買ってくれているハーベイ教授です!
 さて、カナダにおける現在の連邦スポーツ政策は「Canadian Sport Policy(2002-2012)」ですが、2012年4月に向けて新しい連邦スポーツ政策の改定作業が進められています。11月9日・10日(現地時間)には、トロントのデルタチェルシーホテル(マウントバッテン宴会場)を会場として「カナダ連邦スポーツ政策改定に関する全国会議」が開催されました。この会議は招待者オンリーの会合で、ディスカッションペーパー(改定草案)の検討が行われ、意見がまとめられることになっていました。ハーベイ教授もこの会議に招待されておられますので、基調講演では世界に先駆けて、カナダのスポーツ政策の動きの最新情報に触れることができると思います。

なお、カナダのスポーツ政策研究を専門としている Terry としては、一国のスポーツ政策を策定あるいは改定するプロセスが他国ではどうなっているのかということにも関心を示していただければと思っています。

学会大会専用ブログNo.7より加筆転載

2011/11/13

#273 ParticipACTION について(2)

報告書では最も伝えたいポイントが…

残念ながら、カナダのパティシパクションに関して最も伝えたかったポイントが紙幅の関係で割愛されています。

カナダのスポーツ政策上、パティシパクションが多大な貢献をしてきたにもかかわらず、その活動が中断されていた期間(約6年間)がありました。当時、Terry はパティシパクションはなくなったと理解していましたが、2007年に復活を果たしたのです。以下、割愛した文章(下線部)です。

 パティシパクションは、国際的にも評価を受けた「チャレンジデー」だけではなく、カナダ国内において、マスメディアを効果的に活用した様々な魅力的なインパクトのある健康づくりに関する広報・啓蒙活動を展開してきた。そして、その名称とロゴは、パティシパクションの意義の浸透とともに広くカナダ国民に知られるようになった。しかしながら、連邦政府からの補助金が削減されたことにより、30年間の功績があるにもかかわらず、2001年にパティシパクションは“クローズド”された。ただし、クローズドされた後も、パティシパクションの理事及びスタッフの多くは、正式な会議を開くことはなかったが理事会(board of directors)を残して、ボランティアで“ParticipACTION”の名称とロゴを維持した。

パティシパクションの関係者(民間人)たちの“身体活動を通じてカナダ人を健康にしよう!”という情熱(passion)“ParticipACTION(名称・ロゴ)”に対する強い思い入れや誇り……自らつくろうとする意識・ボランティアスピリット……学ぶべき点だと思います。

2011/11/12

#272 ParticipACTION について(1)

前シリーズ「Terry Bird の問題解決学」との繋がりでの新企画(不定期)です!

SMJブログでは既に度々ご紹介してきました。「パティシパクション(ParticipACTION)」は、カナダのスポーツ政策に世界が注目するきっかけとなった組織(※イベント)でした。…日本からはその実態が非常に見えにくい組織でしたが、今年1月の「カナダ現地調査」で直接パティシパクションのオフィスに出向き、ヒアリングをさせていただいたことにより、モヤモヤが随分晴れました。

 パティシパクションの詳細については文科省の「報告書(カナダ編)」をご参照ください!

以下は、紙幅の関係で最終原稿からカットした「1) ParticipACTION(パティシパクション)の略史」の幻の冒頭部分です。

 カナダは国家として「ケベック問題」(※ケベック州のフランス系カナダ人が求めているカナダ連邦政府からの分離・独立をめぐる問題)を内包しており、1960年代にその問題が顕在化し、1968年の国政選挙期間中には「国民統合」論争が活発化した。その際、当時のトルドー(Pierre Elliott Trudeau)自由党党首は「スポーツによる国民統合」について言及し、選挙勝利後の1968年8月に「カナダのアマチュアスポーツを調査するための特別委員会(Task Force)」の設置を命じた。1969年の同委員会の活動や報告書(Task Force Report)あるいはその他の報告書を受けて、連邦政府は、「Hockey Canada(1968年)」「Canada Games Council(1969年)」「National Sport and Recreation Centre(1970年)」「Coaching Association of Canada(1970年)」「Sport Participation Canada(1971年)」などの「独立機関(arm's length agencies)」を創設した。このうちのSport Participation Canadaが「ParticipACTION」の前身にあたる。

2011/11/10

#271 Terry Bird の問題解決学 (10)

良い方策を見いだすには…

“独創性”や“発想力”だけで、問題解決を図るための“良い方策”を見出すことはできないと考えています。必要なのは「知識と経験」です。幅広い教養はもちろん特定分野(テーマ)に関する専門知識を有していること、そして大小の如何に関わらず眼前の問題をコツコツ解決してきた経験を積み重ねていることが鍵となります。…ただし、どちらもビルドアップし続けることが求められます。

では、Terry Bird は“日本人のスポーツに対する理解が乏しい(問題)”を解決するための方策として何を提案するのか…

仮説あるいはテーマに“日本人の多くが自由意思に基づいたうえで健全な身体活動(スポーツ等)に積極的に取組むようになれば、日本人のスポーツに対する理解も良い方向に変わる”を掲げた場合、現時点での「Terry Bird の知識と経験」に基づく方策(案)の1つとして、「日本版パティシパクションの設立」を提案させていただきます!

パティシパクション(ParticipACTION)?

2011/11/09

#270 Terry Bird の問題解決学 (9)

解決策を探索する…

問題(の本質)が探索できたら、解決策を探索することになります。…日本のスポーツの主要問題の1つである“日本人のスポーツに対する理解が乏しい(問題)”を題材にして話を進めていきます。

その前に、問題の構造をご説明します。(ヒアリング議事録から抽出したデータにより明らかになった範囲での話です!)

“日本人のスポーツに対する理解が乏しい”と…
  障害者スポーツについての認識・理解・関心
  スポーツの意義・価値に対する認識
  健康・体力づくり、心の健康状態
  スポーツ指導の在り方
 などにマイナスの影響を及ぼす…という関係性が浮き彫りになりました。

なお、上記①~④は、その他の問題に影響を及ぼす関係性も浮き彫りになっています。したがって、日本人のスポーツに対する理解を深めるような方策を考え、実施することが“日本のスポーツ問題の解決”につながるものと考えられます。

では、どのようにして解決策を探索すれば良いのでしょうか?…問題解決ソフトにデータを入力して、答え(方策)がポッと出てくれば良いのですが…。残念ながら、ここから先は人為的な(思考)作業をせざるを得ません。1人よりは2人、3人…6人ぐらいまででしょうか…各自の知識や経験をフル活用して幾つかの方策を出し合います。…もちろん1人でもできないことはありませんが、“客観性”や“妥当性”を担保するためにも複数人で取り組むことが重要です。…仮説やテーマを設定して方策を出し合う方法もあります。

2011/11/08

#269 日本体育・スポーツ政策学会第21回大会 (2)

Terry が大会実行委員長を務めさせていただいている「日本体育・スポーツ政策学会第21回大会」の開催まで1カ月を切っています。……学会大会のホストになるのは生まれて初めてです。

是非とも多くの方々にお越しいただきたいと思います。午後プログラムのシンポジウム「スポーツ政策とスポーツ報道」は一般公開(資料代:500円)しますので、会員以外の方でも参加できます。

 学会大会専用ブログを開設しました!
  http://sportpolicy21thconvention.blogspot.com/

関連情報は、こちらで随時発信していきます。

2011/11/07

#268 Terry Bird の問題解決学 (8)

客観的に探索するということ…

“問題の探索”および“解決策の探索”をする際、100%客観的に探索することは不可能ですが、できるだけ主観的な要素を排除することが重要です。

以前、Terry ゼミで取り組んだ「日本のスポーツ政策の課題-その本質を探る-」を例に挙げて説明しますと……問題を探索するためのデータを「スポーツ立国戦略(2010)」の策定に向けて実施された“ヒアリング調査”の議事録から収集しました。……14名のスポーツ関係者と11のスポーツ関係団体の代表者の発言内容から“日本のスポーツの問題点”を抽出したのです。……欲を言えば、地域レベルのスポーツ愛好家、ボランティアスポーツ指導者、民間スポーツ施設のスタッフなど、より幅広くデータ収集したかったのですが……

いずれにしても、収集されたデータの整理・分析の結果、3つの主要問題と1つの本質的課題が浮き彫りになったことについてはSMJブログ(#239, 241~245)でご紹介したとおりです。

そこで、解決策の探索の題材として、主要問題の1つの“日本人のスポーツに対する理解が乏しい(問題)”を取り上げることにします。

2011/11/06

#267 Terry Bird の問題解決学 (7)

“客観性”を貫くことの意味…

問題解決を図る上で大切なことは、「問題の探索」「解決策の探索」などの作業または思考プロセスにおいて“客観性”を貫くことです。

直感、思いつき、経験、思い込み、固定観念、しがらみ、打算、意地、こだわり等などの要素が入り込んでくると、その度合によっては問題解決できる確率も低くなってしまうと考えます。…もちろん、問題解決の職人さんのような人もいますので、その職人さんの直感的意見によって解決に導かれることも多々あると思います…が、職人さんの頭の中では知識、経験等に基づく“客観的な思考”がなされていることでしょう。

 では、具体的な話をします。

SMJブログでも紹介しましたが、「日本のスポーツ政策の本質的課題」は何ですか…と問われたら皆さんは何と答えるでしょうか? スポーツ愛好家、体育教員、研究者、役人、スポーツ団体関係者、オリンピック選手、プロスポーツ選手、スポーツ産業関係者など、それぞれの置かれている立場によって、それに対する答えは相当異なってくる思います。(つづく)

2011/11/04

#266 仮想・ロンドン五輪国別メダルランキング (3)

日本の金メダル獲得数順位が2つ上がり“第6位”となる!

「仮想・ロンドン五輪国別メダルランキング表(Virtual Medal Table for London 2012:VMT)」についての説明は http://sportmattersjapan.blogspot.com/2011/08/188-2012-4.html をご参照ください。

これまで USA Today の「Olympic Medal tracker」を情報源にしていましたが、更新のされ方に若干問題がありましたので、今回からオーストラリアの AdelaideNow の「VIRTUAL MEDAL PREDICTOR:VMP」を情報源とします。どちらも同じソースです。そのVMPが11月2日付で更新されました。以下、最新の国別メダル獲得予想(今回から金メダル獲得数10傑)です。※順位・国名・(金, 銀, 銅:合計)

 1. 中国       (38, 31, 21 :90)
 2. アメリカ      (37, 21, 31 :89)
 3. ロシア      (20, 28, 33 :81)
 4. ドイツ        (17, 17, 21 :55)
 5. イギリス     (15, 21, 23 :59)
 6. 日本       (12,  9, 12 :33) ↑ ※前月8位(10, 12, 10 :32)
 7. オーストラリア (10, 16, 15 :41)
 8. フランス     (10, 15, 10 :35)
 9. イタリア      (10, 12, 13 :35) 
10. ケニア       ( 9,   5,  6 :20)

★ 日本の金メダル獲得者(予想)内訳:
「柔道(7)」
 Daiki Nishiyama(Men's 90kg) Takamasa Anai(Men's 100kg) Tomoko Fukumi(Women's 48kg) Misato Nakamura(Women's 52kg) Kaori Matsumoto(Women's 57kg) Yoshie Ueno(Women's 63kg) Akari Ogata(Women's 78kg)
「レスリング・フリースタイル(2)」
 Saori Yoshida(Women's 55kg) Kaori Icho(Women's 63kg)
「体操競技(2)」
 Kohei Uchimura(Men's Individual All-Around)(Men's Floor Exercise)
「射撃(1)」
 Tomoyuki Matsuda(Men's 50m Pistol)

金メダルの予想獲得数は前月よりも2個増えましたが、日本は柔道、女子レスリング、体操競技(内村選手)が頼りです。…オリンピックで金メダルを獲得するのは難しい!

※2011年11月4日修正版

2011/11/03

#265 Terry Bird の問題解決学 (6)

「A」と「B」が漠然としているとき…

必ずしも「A」と「B」が明確化されているとは限りません。自ら探索しなければならない時もあります。このような場合、「B」→「A」の順に明確化するのが良いと考えます。

例えば、「何だか良く分からないが、上手くいっていないなぁ」「今の自分に納得がいかない」「自分は何をしたら良いのか分からない」「うちの会社(大学)は大丈夫かなぁ」などの問題意識が発端となっているケースです。

便利な問題探索PCソフトがあれば良いのですが…(探せばあるかもしれませんが)…アナログ的に現状把握するしかありません。とにかく、今の状況にまつわるデータ(情報)を洗いざらい書き出すことです。…問題解決(学)関連の本では様々な技法が紹介されています。参考にしてみて下さい。…古典的かつ定番といえる技法ですが、Terry は川喜田二郎さんの「KJ法」がしっくりきています。…どうしてKJと名付けられたかお分かりですよね。…NM法というものもあります。…NM?

書き出し方は、「情報カード(紙切れ)」よりも、Terry はエクセルを活用しています。なお、個人的な問題は別として、可能であれば数人で情報を出し合う“ブレインストーミング”方式を採用すると良いでしょう。“三人寄れば文殊の知恵”とも言いますし…

2011/11/02

#264 Terry Bird の問題解決学 (5)

「A」をいかに設定するか…

 問題とは「A」と「B」とのギャップ(差)のことです。・・・

  「A」とは、例) 理想、目標、在るべき姿、与えられた課題(テーマ)などです。
  「B」とは、例) 現状、現実、実態、状態、見出された問題・課題などです。
                               (※SMJ#259より)

「A」の“抽象度”によって、作業が幾つか加わることがあります。…例えば、「幸せになりたい」「お金持ちになりたい」「充実した人生を送りたい」「組織を良くしたい」などのテーマの場合は、それぞれ「幸せとは?」「お金持ちとは?」「充実した人生とは?」「組織が良くなるとは?」についての定義付け(概念規定)をする必要があります。

また、「業績を伸ばしたい」「英語力をつけたい」「お客さんを増やしたい」「国際競技力を向上させたい」などのテーマの場合は、可能な限り具体的な(数値)目標を設定する必要があります。

複雑な「A」もありますので、一概に定式化できるようなものでもありませんが…大切なことは、要するに、「A」を“曖昧なもの”にしておかない、ということです!

2011/11/01

#263 Terry Bird の問題解決学 (4)

“問題の本質”が特定できないと…

問題をすべて解決できる方法などはありません。…ただし、解決できる確率を高めることはできると考えています。…そして、その必須不可欠の条件が“問題の本質を特定すること”です。

皆様も経験があると思います。何かの会議で「とにかくやってみましょう」「できることからやっていきましょう」というような発言がなされ、それにより会の意思決定が方向づけられてしまうことがしばしばあります。問題の本質が特定できていれば良いのですが、それが特定できていないのであれば、解決に向けての方策を幾つか打ち出したとしても、「暖簾に腕押し」「糠に釘」「焼け石に水」のようなものになってしまいます。

…そのような時、Terry はついつい発言してしまいます。(黙っていればいいものを…)

そして、余分な仕事が増えていきます。…貝になりたい!…けど、無理かぁ…

2011/10/31

#262 スポーツプログラムの企画・運営 (6)

第1回TSUキッズテニスカップ 無事終了!

昨日(10/30)、秋晴れのもと「第1回TSUキッズテニスカップ」が開催されました。…1998年から2006年までテニスの草トーナメント(個人戦、団体戦など)として「TSUカップ」を開催していましたが、5年ぶりに「小学生プレーヤーのための大会」として復活しました。

これもひとえにYKTCの皆様の多大なるご協力の賜物です。今回は富里市のATAの小学生プレーヤーとの団体戦及び個人戦を中心に企画されました。

写真は「開会式」でのTSU副学長の挨拶の様子です。


関係者の皆様、お疲れ様でした! 来年もまたお会いしましょう!

2011/10/30

#261 TSUテニス部指導記録 (8)

昨日(10/29)、TSUテニス部OBであるTeacher M君の“結婚式&披露宴”に、妻Peach(※テニス部コーチ)と一緒に行ってきました。SMJブログ#65でも書きましたように、東日本大震災(3/11)の関係で挙式が延期になっていました。

Teacher M君は、TSUテニス部第3代主将でした。現在は、小学校の先生(2年目)をしています。…今でも土曜日の練習や夏季強化合宿に参加してくれています。

Terry も歳をとったのでしょうか…2度も目頭が熱くなってしまいました。
 ・彼が担任をしている4年2組の子どもたちからのビデオレターを見た時
 ・新婦ドングリさんがご両親への手紙を読み上げた時

Teacher M君、いや、Mさんは“立派な大人”になっていました! そして、“良い先生”にもなっていました! 

Congratulations!

2011/10/28

#260 Terry Bird の問題解決学 (3)

問題を2つに大別すると…

 ① “解決できる”見込みの立つ問題
 ② “解決できる”確証のもてない問題

①の場合は、ゴール(問題解決)に向けてのストーリーを描くことができる類の問題ですので、必要な方策を計画通りに進めていけば、高い確率で結果を出すことができます。…以前、SMJブログで触れた“ライフル・アプローチ”で重層的、適時的にアタックすれば良いだけです。ただし、スナイパーの腕が錆びていてはダメですが…

②の場合は、外的要因によって結果が左右される可能性のある問題ですので、“運”任せのところが大いにあります。…厄介です。胃が痛くなります。…したがって、やるべきことはすべて取り組まねばなりません。…妥協せずに“やり尽くす”ことが結果を出す確率を高める最大のポイントです。…ただし、闇雲にかつ大枠で撃ちまくる“ショットガン・アプローチ”ではなく、狙いを定めた妥当な数のライフルを束ねてアタックする手法が求められます。…結果が出た時の“安堵感”は言葉で表わすことはできないでしょう。

あまり大きな声では言いませんが、今日、新聞で大騒ぎしている○○問題の多くは①だと思っています。…“政治は妥協の産物”と良く耳にしますが、“政策は妥協の産物”であってはなりません。

2011/10/27

#259 Terry Bird の問題解決学 (2)

「問題」とは何か?

問題解決学に詳しい方にとっては「いろはのい」だと思います。…門外漢ですが、書かせていただきます。(厳密な定義ではありません、Terry なりの理解です!)

問題とは「A」と「B」とのギャップ(差)のことです。そして、問題解決とはそのギャップを埋めることであり、問題解決学とはそのギャップを埋めるための「理論及び方法の体系」ということになります。

 「A」とは、例) 理想、目標、在るべき姿、与えられた課題(テーマ)などです。
 「B」とは、例) 現状、現実、実態、状態、見出された問題・課題などです。

難しいのは「B」を的確に把握し、その本質を見出すことです。……もし、埋めるべきギャップ(問題)の本質が特定できなければ、効果的な方策を立案することができず、最終目標である問題解決も図ることができません。

(参考文献) 多数 ※省略

2011/10/26

#258 スポーツ政策:「世界の動き」 (5)

アレックス・バウマン氏は、ご自身の体調(病状)を考慮し、奥様トレーシーさん(オーストラリア人元競泳選手)の故郷に近い“ニュージーランド”への移住を決断したようです。バウマン氏の親戚もカナダには一人もおられないようですし、約15年間オーストラリアに住まわれていたことを考えると、バウマン家の基盤はカナダよりもオーストラリア(オセアニア)にあるのでしょう。

「High Performance Sport New Zealand (HPSNZ)」からのオファーの経緯は知る由もありませんが、OTPのウェブサイト内の文書には「The stars aligned for the Baumann household.」とありました。天はバウマン家を見放さなかった…とでも訳せましょうか…

オーストラリアとカナダの国際競技力向上において、その手腕を発揮し結果を残したバウマン氏は「国際競技力向上請負人」という肩書がつけられるでしょう。ニュージーランドが同氏をヘッドハンティングした!?理由はまさにそこにあると言えます。ニュージーランドの今後がとても楽しみです。……Sport Matters JAPAN は “ニュージーランド・スポーツ政策ウォッチ” もするの?……えーっ!

バウマン氏は、2012年1月31日にHPSNZのCE(chief executive)に就かれる予定です。アレックスのご健康とバウマン家のご多幸をお祈り申し上げます。再会できれば嬉しいです。頑張ります!

2011/10/25

#257 スポーツ政策:「世界の動き」 (4)

前後しましたが、カナダの「Own the Podium」について簡単に説明させていただきます。

文字どおりに訳せば「表彰台を所有せよ!」となりますが、カナダの関係者に確認したところ、「表彰台=オリンピックのメダル」の意味として捉えているようでしたので、敢えて日本語で訳す場合、Terry は「メダルを獲得せよ!」としています。……「表彰台を独占せよ!」と訳されているケースもありますが、「独占する」というような強欲なニュアンスはありませんので、OTPの訳としては・・・です。

 “オウン・ザ・ポウディアム”または“OTP”で良いと思っています。

OTPは「2010 年バンクーバーオリンピック・パラリンピックにおけるカナダの成功、特に競技成績(メダル獲得)の大躍進に多大な影響を与えたプロジェクトあるいは組織(の名称)」のことです。位置づけとしては、スポーツ担当国務大臣の「私的諮問組織」で、法人(legal entity)ではありません。……OTPが存在する法的根拠がないことが「OTPの課題」の1つにありました。……ですので、先日のJISSスポーツ科学会議で、ジャクソン氏にその点について確認しました。同氏からは「2か月前に政府がOTPの法人化について決定をした。」との説明がありましたが、現在確認中です。

このOTPを推進した中心人物がアレックス・バウマン氏であったということです。……OTPについての詳細な説明は文科省「報告書(カナダ編)」の pp.35-37 をご参照ください。編集の過程で説明不足の箇所ができてしまいましたが… (つづく)

2011/10/24

#256 スポーツ政策:「世界の動き」 (3)

ニュージーランドは、今回の“ラグビーワールドカップ”でフランスを破り24年ぶりの優勝を果たし、エリス杯を勝ち取りました。…人口約441万人の小さな国が、メジャースポーツ(チームスポーツ)で世界一になるには、相当充実したシステムがあるからなのでしょう。

さて、そのニュージーランドには「スポーツ・レクリエーションニュージーランド(Sport and Recreation New Zealand:SPARC)」という“Crown Entity(※日本の独立行政法人のような機関)”があり、このSPARCが同国におけるスポーツの普及・振興を担っています。詳細は、文科省「外国スポーツ政策調査研究報告書(NZ編)」他をご参照ください。

2011年7月19日、スポーツ・レクリエーション大臣はSPARCの新しい付属機関として、従前の「SPARCハイパフォーマンス部門」と2つの「スポーツアカデミー(New Zealand Academy of Sport)」を合併させた「High Performance Sport New Zealand (HPSNZ)」の設置を発表していました。“高水準スポーツ・ニュージーランド”とでも訳せましょうか…

 HPSNZはそれ自身のCEOをもつことになっており、その人選が行われていたようです。

2011年9月7日、アレックス・バウマン氏がHPSNZの初代CE(Chief Executive of High Performance Sport New Zealand)に任命されたことが発表されていました。(つづく)

2011/10/23

#255 スポーツ政策:「世界の動き」 (2)

アレックス・バウマン(Alexander Baumann)氏は、2011年10月1日に「オウン・ザ・ポウディアム(Own the Podium:OTP)」のCEO(chief executive officer)としての最後の日を迎えたようです。そして、家族とともに来年の1月にはニュージーランドに移り住むそうです。

バウマン氏はカナダ代表の元競泳選手であり、1984年ロス・オリンピックで2個の金メダル(200m・400m 個人メドレー)を獲得しています。引退後はオーストラリアの「クイーンズランド・スポーツアカデミー(Queensland Academy of Sport)」の事務局長(executive director)や 「クイーンズランド水泳連盟(Swimming Queensland)」のCEOなどを務め、同国の国際競技力向上に貢献し、その後、カナダのOTPの重要なスタッフとしてリクルートされました。

2006年にカナダに戻ったバウマン氏はOTPにおいても、その手腕を大いに発揮し“2010年バンクーバー大会”でのカナダの成功をリードしました。2010年4月からは、ロジャー・ジャクソン氏の後を引き継ぎ、OTPのCEOに就任していました。(つづく)

2011/10/22

#254 スポーツ政策:「世界の動き」 (1)

今、とても興奮しています! いつもは深夜にSMJブログを更新していますが、書かずにはいられません! 新シリーズです!

先日(10/20)の「第8回JISSスポーツ科学会議」の特別講演で Terry はロジャー・ジャクソン氏に質問をしました。その内容は、今年の1月下旬の文科省の調査研究でカナダ現地調査に行った際、Own the Podium (OTP)のCEOであったアレックス・バウマン氏から聞いていた“OTPの課題”についての確認でした。

ジャクソン氏からは「バウマン氏が家族の問題でニュージーランドに移り、現在と同じような職に就く。今のOTPの課題は、新しいCEOを誰にするか、ということである。」という回答がありました。

カナダのスポーツ政策研究をしている者としては、「エッ!」…と絶句しました。…重要な出来事をキャッチできていなかった自分を恥じましたが、悔しいので調べました。…さらに、絶句しました。…バウマン氏は「前立腺がん」を患っていたようです。…さらに、調べました。…驚きました。ニュージーランドのスポーツ政策の動きとの繋がりが明らかになりました。…世界のスポーツ(政策)は動いています! (つづく)

2011/10/21

#253 スポーツ政策研究日誌 (23)

第8回JISSスポーツ科学会議(報告)

久しぶりに刺激を受けてきました。「スポーツ政策を研究しています!」と偉そうに言っている割には“知らないことも多い”、いや、“知っていることの方が少ない”ということを改めて気づかされました。……特に、冒頭の講演「JISS 10年の活動」をお聞きした際には、数十年にわたる関係者の尽力を経て開所に至り、その後、試行錯誤をしつつ世界にも誇れる充実したプログラムを多岐にわたり提供してこられてきたことを知り、非常に感服しました。

下記テーマのロジャー・ジャクソン氏の講演も、Terry にとってはとても有益でした。…ただし、カナダのスポーツ政策について相当の予備知識がない方々にとっては「あーそうですか!」で終わってしまったと思います。

【特別講演】
 カナダにおける「オウン・ザ・ポディウム」プログラム
  -国によるハイパフォーマンス・スポーツシステムの構築と国際大会での成功-

ジャクソン氏がオウン・ザ・ポウディアム(Own the Podium)の前CEOであったこともあり講演の内容は“2010年バンクーバー大会”以前の話が中心でした。Terry は会場の最前列中央を陣取りましたが、質問するつもりはありませんでした。……でも、左手が上ってしまいました。

その結果、重要な情報を2つ得ることができました! JISSの関係者の皆様、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました!

2011/10/20

#252 スポーツ政策研究日誌 (22)

第8回JISSスポーツ科学会議

本日(10/20)、国立スポーツ科学センター(Japan Institute of Sports Sciences:JISS)主催の「第8回JISSスポーツ科学会議」(10:00~)に参加してきます。目的は、特別講演「カナダにおけるオリンピックに向けた活動」(ロジャー・ジャクソン氏)を聞きに行くためです。日本で生の“カナダ情報”に直接触れることができるなんて……何と美味しい!

 TSUの学生には申し訳ないですが、授業は休講にさせていただきました。

ジャクソン氏は、オウン・ザ・ポウディアム(OTP)初代CEO、カナダオリンピック委員会(COC)元会長などの肩書をもつカナダスポーツ界の重鎮です。1964年東京オリンピック・ボート競技“舵手なしペア(coxless pair)”の金メダリストでもあります。お目にかかるのは初めてです。とてもワクワクしています!

SMJブログで報告しま~す!

2011/10/19

#251 Terry Bird の問題解決学 (1)

新シリーズです! 

政治家 も 官僚 も 政策研究者 も 「問題解決力」が問われる時代だと考えます。…逆に言うと、問題解決できる能力がないのであれば……です。

また、小さな問題を解決できないのであれば、大きな、そして複雑な問題を解決することはできない…とも考えます。さしずめ、耳学問ですが「シングルハンダーヨットが操縦できれば、大型の帆船も操縦できる」と言ったところでしょうか…

そのような自覚のもと、Terry Bird は「(自称)問題解決のプロ」と公言し、それを目指して日々目の前の課題と格闘してきました。……十数年の種々様々な取組みを経て、それなりの「(経験に基づく)理論」を語れるぐらいにまでなったと思います。

「Terry Bird の問題解決学」として、書かせていただきます!

2011/10/18

#250 SMJブログの目指すもの (5)

SMJブログの250回目の更新です! 

以前(#99)、「・・・SMJブログは “単なるウェブ上の記録(日記)” ではありません。……では、SMJブログは何かと言いますと……Terry は “movement” の布石ないし手段として位置づけています。」と書きました。

…現在、そのスタート地点につくために階段を昇り続けているところです。

スタート地点がどういうものか…そのイメージはあるのですが、幾つかの手順を踏んでから具現化しなければならないので多少時間がかかります。あと2~3回はカナダに行く必要もあります。

…ですので、研究助成金の申請をする予定です。

2つ申請しちゃいます!……当たったらどうしよう!……宝くじを買う前と同じ気分です。

2011/10/17

#249 日本のスポーツ政策の良いところ (17)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その16~

このシリーズはまだ終わっていません。SMJブログ#238からの続きです!

文科省のウェブサイトに示されていた平成22年度の“国際競技力向上関係予算(163億円)”について、インターネット情報をもとにその内訳を調べてみた結果、どうしても168億円になってしまったことは前回の通りです。…その後、もう少し調べてみました。結論のみ書きます。

Terry Bird の把握した平成22年度の“国際競技力向上関係予算(168億円)”のうち施設整備などのハード面の予算は約37億5千万円(約22.3%)で、国際競技力向上関連事業、関連団体への補助金、関連施設・機関の運営費などソフト面の予算は約130億5千万円(約77.7%)でした。(※163億円の本当の内訳は文科省の人に聞かないと分かりません…)

以前、同じような計算をした時には、ハード面の予算の割合がソフト面の予算を大幅に上回っていましたが、JISSが設立され、NTCが整備されてきたことにより、日本の国際競技力向上関係予算もようやくソフト面に大きく配分されるようになってきました。…ただし、カナダ民族遺産省スポーツ局(Sport Canada)の予算配分とは差異がありますし、その他の国の予算配分とも異なっているのではないかと思います。諸外国の競技力向上関係予算との比較研究をするのも面白いかもしれません。(つづく)

2011/10/16

#248 メイプルリーフ (2)

カナダの国旗です! カナダに行った際、至る所で目にしました。


中央にメイプルリーフ(カエデの葉っぱ)を置き、赤・白でデザインされた国旗です。

1965年1月28日にエリザベスⅡ世の宣言により、カナダの正式な国旗として制定されました。(決議?の)効力の生じた1965年2月15日に“カナダ国会議事堂(オタワ)”で最初の国旗掲揚がなされたようです。 ※「カナダ国旗の日」(2月15日)

なお、カナダには「カナダ国旗の製作に関する基準を定めるための法律(An Act to establish standards for the manufacture of the national flag of Canada)
」があります。略称は「カナダ国旗製作基準法(National Flag of Canada Manufacturing Standards Act)」です。多分、1984年か1985年に制定されました。(確認中)

2011/10/13

#247 メイプルリーフ (1)

不思議なものです! これって、アイデンティティ(Canadian identity)の芽生え

買っちゃいました! メイプルリーフの葉っぱがついた「ジムマスター(gym master )のメガジップ・ボディバッグ 」です。……妻 Peach とペアルック(※色違い)です!


(途中、かなりサボっていた時期もありましたが) カナダのスポーツ政策・法研究を20年もしていると“メイプルリーフ”に愛着を感じるようになってきました。

5才の愛娘 Kaena はもちろん 3才のワンパク坊主 Saint も、日本の国旗は覚えていないのに、カナダの国旗だけはシッカリ覚えています。…メイプルリーフを見つけるたびに、「カナダ、カナダ!」と叫ぶので、少々恥ずかしいですが…

(解説)
gym master はカナダのノバスコシア州で1916年に創業。高度なニッティング技術により、はじめは地元の警察官や消防士たちのアンダーウェアとして絶大な支持を得ました。やがてアスレチックウェア全般を手がける一大メーカーとして成長を遂げ現在にいたります。ベーシックながらも、素材やブランド特有のカラー表現によっていつも袖を通したくなるような魅力あるアイテムを揃えます。(http://www.grantshop.jp/SHOP/473363/list.html から引用)

2011/10/12

#246 スポーツ政策研究日誌 (21)

昨日の更新で Sport Matters JAPAN は10カ月目に突入しました。最近は、アメリカ、ロシア、マレーシアから特に多くアクセスしていただいています。ご愛読、感謝申し上げます。

SMJブログ#145(6月13日)以来の“スポーツ政策研究日誌”です。…と言っても、下記“研究テーマ”他の研究作業はほとんど進んでいません。……お恥ずかしいです! SMJブログは Terry Bird の研究日誌+α なのですが……

 ★研究テーマ:「カナダのスポーツ紛争処理制度に関する研究」(仮題)

先日、TSUテニス部の指導に年間どれぐらい時間を割いているか算出する機会がありました。

 ① 授業期間中の練習の指導(週2日(6h)) 月24h×8カ月=192h
 ② 夏・冬・春の休業期間中(約30日) 3h×30日=90h
 ③ 夏季強化合宿(6日間) 8h×6日=48h
 ④ リーグ戦等の公式試合の引率・指導(年10日) 6h×10日=60h
 ⑤ その他(メニュー作成、年報作成、ミーティング、個別相談等) 150h

アバウトですが、①~⑤を合計すると「年間540時間」という数字が出ました。……同僚 Coach K さんは、その2~3倍だと思います。

さらに、SMJブログ更新の時間を算出しました。年間300回更新として、1投稿当たり30分としても150時間となりますので、テニス部の指導と合わせると約700時間を研究以外の時間に費やしていることになります。……論文2~3本は書けますよねぇ~

 でも、Terry Bird にとっては意味のある時間なのでしょう!

上記の研究も、ボチボチ本気を出さないと…

2011/10/11

#245 日本のスポーツ政策の本質的課題 (6)

SMJブログ#155:日本のスポーツ政策考(15)で、Terry は次のようにコメントしています。

日本に“スポーツ庁”が必要なのか、Terry は甚だ疑問です。……だれか納得のいく説明をして下さい。……それよりも、“危機管理庁”を新設した方が、今後の日本のためには良いのではないでしょうか……

ところが、今回のTerryゼミの研究では、「総合調整する機能(機関)」が日本のスポーツを良い方向に導くためには必要であるとの結論に至りました。不本意ですが、現在議論されている「スポーツ庁」がそれに当たるものと考えられます。……ただし、その機能を果たすのであれば、別に「スポーツ庁」でなくても良いのですが……カナダには「Sport Matters Group」というものもありますし……えっ!

いずれにしても、上記のような機能を果たすのであれば、Terry Bird も“スポーツ庁の設置”については納得します。ゼミ生たちは“あっ”と驚く結論を出してくれました! 

(参考)
※SPJ2011のレジュメ「4. まとめ」より
 本研究において、「スポーツ立国戦略」策定に向けたヒアリング内容をもとにして今日の日本のスポーツ政策の本質的課題を探ってきた。当然ながら、同戦略でまとめられていることと重なる部分もあるが、我々としては「総合調整する機能(機関)」が日本のスポーツを良い方向に導くためには必要であるとの結論に至った。すなわち、スポーツ基本法においても検討事項として挙げられている「スポーツ庁」がそれに当たるものと考える。今後は、日本型のスポーツ庁のあるべき姿について考えていきたい。

<資料・文献>
文部科学省「スポーツ立国戦略」
文部科学省「スポーツ立国戦略」の策定に向けたヒアリング(第1~5回)議事録

2011/10/10

#244 日本のスポーツ政策の本質的課題 (5)

今回のTerryゼミの研究で、26の“カテゴリー”に分類されたように、日本のスポーツに関する問題・課題は、非常に多岐にわたっています。しかし、研究の結果、26の問題・課題のカテゴリーが個別・独立的に存在しているのではなく、4つの主要な問題・課題が、その原因となったり、その背景にあることなどが浮き彫りになりました。それらの4つの主要な問題・課題は以下の通りです。

 「スポーツに対する理解」に関する問題・課題
  「セカンドキャリア、トップアスリートの活用」に関する問題・課題
  「政策・施策の総合調整」に関する問題・課題
  「スポーツ関連の法制度の不備」に起因する問題・課題 ※図中の「うす緑」部分

さらに、これらの4つの主要な問題・課題を考察すると、「政策・施策の総合調整」が機能しなければ、その他の3つの問題・課題を解決できないという構図も見出すことができました。

すなわち、日本のスポーツに関する問題・課題の多くは、それぞれの関係者や関係機関にだけ任せるのではなく、何らかの調整をする機能が積極的かつ計画的に作用しなければ解決が図れないと考えられます。 (つづく)
クリックすると拡大されます!
(参考)
※SPJ2011のレジュメ「3. 結果と考察 3.2 考察」より
 上記26カテゴリーを139件のコメント内容を踏まえつつ、KJ法でカテゴリー間の関係性及び全体構造の把握を試み考察を行った結果、3つの主要問題(①~③)と本質的課題を探索することができた。それらを以下に示す。
 ①日本人のスポーツに対する理解が乏しい。
 ②トップアスリートのセカンドキャリア対策・有効活用が不十分
 ③スポーツ関連の法制度が未整備
本質的課題:
 スポーツ政策・施策を総合調整し、スポーツ環境整備やスポーツ問題解決のためのイニシアチブを発揮する機能(機関)の確立

2011/10/09

#243 日本のスポーツ政策の本質的課題 (4)

Terry は、(スポーツ)政策研究を進める上で「問題解決学」の考え方はとても有用だと考えています。したがって、ゼミ生たちにもこの研究に着手する前に「問題解決学の理論と実践」ということで、グループワークをさせました。

「発散」の技法として“カード式ブレインストーミング”、「収束」の技法として“KJ法”を教えました。作業プロセスは以下の通りです。計3回の「発散・収束」作業を課しました。

 第1段階・・・ゼミ生それぞれの問題意識の中から共通問題を探索 → テーマ設定
 第2段階・・・解決すべき問題(テーマ)の本質的問題(根源)を探索 → 問題の特定
 第3段階・・・解決策の策定

今回の研究は、上記の作業プロセスでいうと“第2段階”に相当します。(つづく)

(参考)
※SPJ2011のレジュメ「3. 結果と考察 3.1 結果」より
 「スポーツ立国戦略」の策定に向けた5回のヒアリングにおいて調査対象となった14名11団体の発言内容(議事録)を検討したところ、日本のスポーツ政策に関する問題点の指摘に該当するコメントを計139件抽出することができ、それらは以下の26のカテゴリー(カッコ内は件数)に分類できた。
  「スポーツに対する理解(6)」 「スポーツの意義・価値に関する認識(4)」
  「スポーツ立国の考え方(2)」 「実態把握・戦略立案機能(3)」
  「スポーツ環境整備(3)」 「スポーツ支援(2)」 「指導者・専門家養成(3)」
  「スポーツ報道(3)」 「地域スポーツクラブ(12)」 「学校スポーツ(12)」
  「スポーツ選手のメンタリティ(4)」 「ガバナンス、ハラスメント(9)」
  「障害者スポーツ(15)」 「選手養成(5)」 「スポーツ施設(3)」
  「セカンドキャリア、トップアスリート活用(5)」 「スポーツ指導(5)」
  「スポーツ組織・団体(7)」 「指導者活用(7)」 「生涯スポーツ(3)」
  「政策・施策の総合調整(11)」 「スポーツ財政・税制(3)」
  「アンチドーピング対策(2)」 「健康・体力関連(6)」
  「スポーツ関係者の努力(2)」 「その他(2)」

2011/10/08

#242 日本のスポーツ政策の本質的課題 (3)

ゼミ生 : 
 「先生、日本のスポーツ政策の問題・課題が漠然としていて、よく分かりません!」 

Terry : 
 「じゃ、スポーツ立国戦略の策定の際に実施されたヒアリング調査の記録(議事録)を読んでみたらいいんじゃないの。スポーツ関係者たちが様々な問題点を指摘しているよ!」 

  ……こうして、ゼミ生たちの研究が始まったのです! (つづく)

(参考)
※SPJ2011のレジュメ「2. 研究の方法」より
 「スポーツ立国戦略(2010)」を踏まえ、1961年制定の「スポーツ振興法」が50年ぶりに全面改正され「スポーツ基本法(2011年)」が制定された。この日本のスポーツ(政策)における大きな節目に際して、「スポーツ立国戦略」は重要な方向性を示した。したがって、本研究では、同戦略の策定作業の一環として実施されたヒアリング調査に着目し、スポーツ関係者から如何なる問題・課題が指摘されたかについて分析を行った。文部科学省のウェブサイト内の議事録を資料とし、各発言者の記録(発言内容)から日本のスポーツに関する問題・課題に該当する箇所を抜き出し、カードに記載し、KJ法を用いて全体像の把握と本質的課題の探索を行った。

①分析資料
 文部科学省ウェブサイト(http://www.mext.go.jp/)情報
 「スポーツ立国戦略策定までの経緯(ヒアリング開催実績)」
②分析方法 
 2010年3月10日から4月20日までに開催された5回のヒアリングにおいて調査対象となった14名11団体の発言内容(議事録)から日本のスポーツ政策に関する問題点の指摘のあった箇所を抽出・分類し、KJ法を用いて分析した。

2011/10/07

#241 日本のスポーツ政策の本質的課題 (2)

日本のスポーツ政策の課題を理解してもらうために、Terry はゼミ生たちに、現在の“日本のスポーツ政策”及び“今後のその方向性”について確認してもらいました。今年度中には新しい「スポーツ振興基本計画」が策定されることになっていますが…

★「スポーツ振興基本計画(2006年改定)」の3つの主要課題
 ① スポーツの振興を通じた子どもの体力の向上方策
 ② 生涯スポーツ社会の実現に向けた、地域におけるスポーツ環境の整備充実方策
 ③ 我が国の国際競技力の総合的な向上方策

★「スポーツ立国戦略(2010年)」の5つの重点戦略
 ① ライフステージに応じたスポーツ機会の創造
 ② 世界で競い合うトップアスリートの育成・強化
 ③ スポーツ界の連携・協働による「好循環」の創出
 ④ スポーツ界における透明性や公平・公正性の向上
 ⑤ 社会全体でスポーツを支える基盤の整備

皆さん! 日本のスポーツ政策の課題が、お分かりになりましたでしょうか?
ゼミ生たちは、まだまだ“ピン”とこなかったようです…(つづく)

(参考)
※SPJ2011のレジュメ「1. 緒言」より
 スポーツ政策に関する研究分野の主要な役割を「スポーツを巡る様々な問題・課題の解決に資する方策の提示」と考えた場合、それらの問題・課題の中から研究対象とすべきテーマを探索することは必須の作業である。しかしながら、スポーツ政策研究の入門者にとって、今日の日本のスポーツにおける問題・課題が何かということを的確に見出すことは困難である。「スポーツ振興基本計画(2006年改定)」、「スポーツ立国戦略(2010年)」、「スポーツ基本法(2011年)」等で主要政策課題や問題点が記述されてはいるものの、学生あるいは一般のスポーツ愛好家レベルでは、それらを身近な問題として実感できないのが実情である。
 そこで、本研究では、日本のスポーツ政策の諸課題のうち優先的に解決すべき課題を探索すること、すなわち日本のスポーツ政策の本質的課題を明らかにすることを目的とする。

2011/10/06

#240 仮想・ロンドン五輪国別メダルランキング (2)

国別メダル獲得(予想)で日本は順位を1つ下げる!

「仮想・ロンドン五輪国別メダルランキング表(Virtual Medal Table for London 2012:VMT)」についての説明は http://sportmattersjapan.blogspot.com/2011/08/188-2012-4.html をご参照ください。

USA Today の「Olympic Medal tracker」が10月5日付で更新されました。以下、最新の国別メダル獲得予想(総獲得数10傑)です。※順位・国名・(金, 銀, 銅:合計)・前月順位

 1. 中国       (33, 35, 24 :92) 2  ↑
 2. アメリカ      (38, 21, 29 :88) 1  ↓
 3. ロシア      (23, 26, 33 :82) 3 →
 4. イギリス     (15, 20, 21 :56) 4 →
 5. ドイツ       (17, 17, 21 :55) 5 →
 6. オーストラリア (11, 16, 14 :41) 6 →
 7. フランス     (11, 15, 10 :36) 7 →
 8. イタリア      ( 9, 12, 12 :33) 9  ↑ 
 9. 日本       (10, 12, 10 :32) 8  ↓  ※前月(10, 13, 9 :32)
10. ハンガリー    ( 7,  6,  9 :22) 13  ↑

日本の金メダル獲得者・数(10)・・・前回と変わらず! ※SMJ#219 参照
    「柔道(6)」 「レスリング・フリースタイル(2)」 「体操競技(1)」 「射撃(1)」

 ● 前月、総メダル獲得数でアメリカと並んでいた中国が躍進
 ● 前月、国別メダル獲得順位10位だった韓国が後退! 
 ● 日本は、金メダル獲得数順位では“8位”をキープ

今後、どのように推移していくか…来月も楽しみ!

2011/10/05

#239 日本のスポーツ政策の本質的課題 (1)

先日(10/1)、Terry のゼミ生4名が「Sport Policy for Japan」で研究発表した「日本のスポーツ政策の課題-その本質を探る-」の内容を、SMJブログでもご紹介させていただきます。

大学3年生が取組む研究ですので、研究方法はいたってシンプルです。…KJ法を用いて「問題・課題」を発想・探索する研究プロセスを経て結論を見出しています。

そのような、スポーツ政策に関する入門者の研究でしたが、今後のスポーツ政策の課題を焦点化することができた“オリジナリティ”に富んだものになったと評価しています。…Terry も指導教員として参画しました!

さて、本題です。 皆さん! 日本のスポーツ政策の最優先課題が何かお考えになったことはありますでしょうか?……Terry Bird も思わず「なるほどねぇ」とつぶやくほどの“答え”が出てきました。(つづく)

2011/10/04

#238 日本のスポーツ政策の良いところ (16)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その15~

SMJブログ#232からの続きです。文科省のウェブサイトに示されていた平成22年度の“国際競技力向上関係予算(163億円)”の内訳がどうしても把握したくなり、また調べました。…関係者に聞けば良いものを…

以下は、現時点で判明している項目です。

平成22年度の国際競技力向上関係予算(一部:約87億円分)

 競技力向上ナショナルプロジェクト (2,411,661千円)
 競技者・指導者等のスポーツキャリア形成支援事業 (89,839千円)
 ジュニアエリート支援プログラム (20,584千円)
  ナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設高機能化事業 (611,373千円)
 日本オリンピック委員会補助 (2,588,214千円)
 日本体育協会補助 (501,800千円)
 日本武道館補助(42,407千円)
 国民体育大会開催事業 (400,000千円)
 ドーピング防止活動の推進 (443,213千円)
  国際競技力の向上のための施設整備に必要な経費 (1,634,918千円)
                                 (計)8,744,009千円

163億円のうちの残りの部分(約76億円)は、NAASH(独立行政法人日本スポーツ振興センター)関連で、国立競技場、国立スポーツ科学センター、ナショナルトレーニングセンター等の運営費等のために充てられていると思われます。(8,063,777千円???

Terry Bird によるインターネット情報だけでの国際競技力向上関係予算の内訳把握ですが、前回(#232)より少し誤差が縮まって、上記の合計総額は16,807,786千円となりました。…それでも、約5億円の差があります。当初予算と補正後も詳細に見ないといけないですかねぇ~ もういいかぁ~

何となく、日本の国際競技力向上関係予算の内訳が見えてきました。(つづく)

2011/10/03

#237 Sport Policy for Japan 2011 (3)

Team TSU 入賞ならず!

「Sport Policy for Japan 2011~大学3年生によるスポーツ政策会議~」(10/1-2、於:早稲田大学東伏見キャンパス)が終了しました。残念ながら、Team TSU は19チーム(11大学)が参加した“政策提言コンテスト”において、入賞(上位2チーム)を果たすことができませんでした。

代表者からは「入賞はできませんでしたがとても勉強になりました。」との報告メールを受けました。…実は、もしものことを考えて、代表者に以下のメールを送信していました。

★みんなには内緒です。…もし、今回の研究発表に対して何らかの賞がもらえた時の話です。多分、代表者がスピーチを求められることになると思います。このようなイベントでは結果の良し悪しは別にして、しっかりとスピーチするのがマナーになります。準備はしておきましょう★

入賞された大学(チーム)さん、おめでとうございました!
SSFはじめ関係者の皆様、ありがとうございました!

2011/10/02

#236 Sport Policy for Japan 2011 (2)

「Sport Policy for Japan 2011~大学3年生によるスポーツ政策会議~」(於:早稲田大学東伏見キャンパス)の第1日目(10/1)、すなわち Team TSU の研究発表(政策提言)が無事終わったようです。

学生からは「なかなか好感触でした」「○○○大の先生からお褒めの言葉を頂きました」との報告メールがありましたので、ホッとしたところです。他大学さんの発表もとても良かったようです。SSFさんには、このようなイベントを企画していただき感謝いたします。

本日(2日目)は、午前が「政策提言発表」、午後が「シンポジウム」が予定されています。そして、「表彰式」があります。 …ドキドキ…

取りあえず、Team TSU の皆さんお疲れ様でした!

2011/10/01

#235 Sport Policy for Japan 2011 (1)

「Sport Policy for Japan 2011~大学3年生によるスポーツ政策会議~」(於:早稲田大学東伏見キャンパス)の当日(10/1)を迎えました。Team TSU の研究発表は、会場A(201教室):3組目(15:30~16:00)に行われる予定です。

昨日(9/30)の夕方、Team TSU(ゼミ生7名)は“AVホール”で本番さながらの「公開リハーサル」を実施しました。ありがたいことに、お二人の先生(Prof. Woodsさん、Coach Kさん)が観覧に来ていただき、また、Tamaちゃんからは激励メールを送っていただきました。

 テーマは「日本のスポーツ政策の課題-その本質を探る-」です。

20分弱の発表リハーサル後、フロア(お二人の先生)から鋭い質問・意見等が投げかけられ、発表者はタジタジでした。その他の6名のゼミ生も同じような気持ちだったと思います。本番はもっと“凄い”ですよ!

今回の経験を通して、“大学で勉強するとはこういう事なんだ~”と少しでも感じてもらえればと思います。

2011/09/30

#234 TSU講義ノート (5)

「SMJブログ#161」以来の“TSU講義ノート”です。厳密に言うと、講義ノートではありませんが…

何年もキャリア関連の授業を担当していると、専門外であったとしても“本質”が見えてきます。また、学生に影響を及ぼせる範囲、限界等も見えてきます。

明日からの「キャリアデザイン実習Ⅱ(後期演習)」を前にして、全面的にシラバスを見直しました。コンセプトは“さりげなくビルドアップ”です! 以下は、今回の授業で扱う項目です。

 インターンシップ報告会
 パーソナル・プロファイル・シート
 フィフティQAE
  ビルドアップ・プラン
  ステップアップワーク
 マンツーマン・エバリュエーション・ドリル
 ソルビングメソッド
 総合テスト
 特別講義

ほとんどオリジナルです。…この分野に転職しようとは思っていませんが…

2011/09/29

#233 大学教育・雑感 (16)

インターンシップ派遣 ゴール間近!~その3~

すでに後期授業がスタートしています。明日(30日)の1限からは「キャリアデザイン実習Ⅱ(選択、3単位)」という授業が始まります。……正確に言うと、夏季休業期間中のインターンシップ(2単位分)がありましたので、残りの1単位分の演習授業(全15回)ということになります。

あと2名の学生から報告書の提出があれば「TSUインターンシップ報告書2011」を冊子化します。現時点で47名の学生から合計すると約4万字の報告書が届いています。…編集作業が大変ですが…

気になるのは、「インターンシップに行ったから、後期の授業はもういいか」と言って、履修を取りやめる学生が数名出てきたことです。「オイ、オイ、これからが本番だよ」と思いましたが・・・。

後期の授業は「道場○○」として進めていく予定です!……何、それっ?

2011/09/27

#232 日本のスポーツ政策の良いところ (15)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その14~

SMJブログ#230の続きです。文科省のウェブサイトに示されていた平成22年度の“国際競技力向上関係予算(163億円)”の内訳を解明してやろうと思い、インターネット情報のみで資料収集しましたが、無理でした。諦めました。すいません! もちろん、関係者に聞けば簡単なことなのですが、これ以上の深入りは止めておきます。…必要な時はやりますが…

文部科学省の平成22年度「スポーツ振興費(8,891,333千円)」について2通り(★☆)の内訳が示されてありました。

★スポーツ振興費(8,891,333千円)
 1. 諸謝金 (17,512千円)
 2. 職員旅費 (7,864千円)
 3. 外国旅費 (13,183千円)
 4. 委員等旅費 (12,883千円)
 5. 庁費 (65,310千円)
 6. スポーツ振興事業委託費 (4,885,680千円)
 7. 地方スポーツ振興費補助金 (601,691千円)
 8. 政府開発援助民間スポーツ振興費等補助金 (5,906千円)
 9. 民間スポーツ振興費等補助金 (3,126,515千円)
10. 世界ドーピング防止機構拠出金 (154,789千円)

☆スポーツ振興費(8,891,333千円)
 ① 子どもの体力の向上に必要な経費 (1,195,181千円)
 ② 生涯スポーツ社会の実現に必要な経費 (565,562千円)
 ③ 国際競技力の向上に必要な経費 (7,130,590千円)

○その他
(a) スポーツ振興施設費 (1,634,918千円)
   ※ナショナルトレーニングセンターの施設整備
(b) 独立行政法人日本スポーツ振興センター一般勘定運営費交付金 (5,944,738千円)
(c) 独立行政法人日本スポーツ振興センター施設整備費補助金 (2,119,039千円)

③+(a)に、それらしき項目((b)+(c))を足してみると16,829,285千円(約168億円)になってしまいます。 5億円多い! 詳しい方、教えて下さい! Terry はここまでにしておきます。(つづく)

2011/09/24

#231 大学教育・雑感 (15)

インターンシップ派遣 ゴール間近!~その2~

5月初旬から始めた“インターンシップ派遣プロジェクト”も間もなくフィナーレを迎えることになります。授業の一環としてのインターンシップ希望者が69名、実際に参加したのが53名、報告書未提出者が5名です。全員から報告書が提出されたら「TSUインターンシップ報告書2011」として冊子化する予定です。

スポーツ政策研究者が何でキャリア教育なの?…と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、現代の大学教員の果たすべき役割の1つに“キャリア教育”が加わっているのです。

TSUの学生だけではないと思います。多くの若者(大学生)がもがいています。

研究と授業以外の仕事も大切です。

2011/09/22

#230 日本のスポーツ政策の良いところ (14)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その13~

 国際競技力向上関係予算についてです。

文部科学省ウェブサイトの情報では、平成22年度のスポーツ関連予算は過去最高の227億円で、その内の“国際競技力向上関係予算”163億円であると説明されていました。大雑把な説明ですので、実態がよく掴めません。……したがって、いつもの作業をするしかないようです。……パズルを解くようなものですが……

参考までに、「カナダ民族遺産省スポーツ局(Sport Canada)」の2010 年度予算は約172億円(2億500万カナダドル)でした。

もう少し、調べます!

2011/09/21

#229 大学教育・雑感 (14)

インターンシップ派遣 ゴール間近!~その1~

Terry Bird のもう一つの顔は“キャリア教育”のスペシャリスト!? です……と言っても、この分野は全くのド素人ですが……Terry お得意の貧乏くじを引いて、この関連授業を受け持っています。

ただし、何年もやっていると、学内では「キャリアデザイン=○○先生」になってしまいました。ホンネは早く足を洗いた~い!

特に今年度は、大変でした。授業の一環として“インターンシップ”に参加する学生(「キャリアデザイン実習Ⅱ」履修学生)が、例年の10名前後からイッキに69名にジャンプアップしたからです。……例年、事務局(キャリア支援担当)に派遣業務をお任せしていましたが、もともと授業としてのインターンシップでしたので、これを機に教員(Terry)が責任をもって派遣業務を担うことにしました。

そこで、5月初旬から“TSUインターンシップ派遣プロジェクト”に着手し、派遣業務を行ってきました。……色々苦労しましたが、周囲に助けられ、ゴール間近です!……現在、報告書を提出させています。今年の報告内容はとても充実しています。(つづく)

2011/09/19

#228 Bird's メモ (1)

昨日(18日)、浅草で久しぶりに悪友2人と再会しました。Kid さん Masa さんです。2人とは20数年前の教育実習(「保健体育科」)の際に知り合いました。体育の教員を目指し、某都立高校で1ヶ月間苦労を共にした同志であり、それ以来の悪友です。

Kid さんは約20年間高校教員をした後に転職を図り現在は大学の教員を、Masa さんは名古屋市で教員をしています。2人とも色々な経歴と実績をもつ“ツワモノ”です。……ですので、いつも勉強させてもらっています。

昨晩は色々な話をしましたが、“保健体育科の教員養成”について熱く語り合いました。以下、「Bird's メモ」です。

“大学で陸上競技の授業をするにはどの程度の施設・設備を準備すればいいですかねぇ”
“整地されたグラウンド(更地)で充分じゃないの、あと砂場と走路はいるねぇ”
“えっ、タータンのトラックはいらないの”
“1回目の授業はラインの引き方から教えないとねぇ”
“そんなの大学の授業で教わった記憶ないで~”
“でも、現場じゃ何もないグラウンドにライン引くことは良くあることやなぁ”
“昔、三平方の定理使ってテニスコートのラインの引き方を独自に考えたけどなぁ”
“ライン引き、集団行動は、体育教員の「いろは」の「い」やねぇ”

“勉強になるわ、メモしとこう!”

2011/09/18

#227 Happy Sports Day, Canada !

SMJブログで簡単にご紹介して来ましたように、9月17日は、カナダ・スポーツデー(Sports Day in Canada)でした。数時間前にCBCの関連番組の放送が終わったと思います。

現地の盛り上がりに少しでも触れよう(確認しよう)と思って、色々手を尽くしましたが、その実態を肌で感じることはできませんでした。

唯一、ライブ感覚を味わえたのは、オフィシャルサイト(http://sportsday.cbc.ca/)内の「Twitter #sportsday」コーナーが絶え間なく更新されていたのを眺めていた時です。

数日前、カナダの“スポーツイベント”は凄い!…と書きましたが、最先端のマルチメディア技術をうまく取り入れてイベントを盛り上げていこうとする工夫が、同サイトでも随所にありました。数十年前の施策を従前どおりに繰り返すのではなく、現代に即したイベントにイノベートしていく勇気も必要かなぁ……と感じたところです。

2011/09/17

#226 Happy National Jersey Day !

他国(カナダ)の“スポーツの日”をお祝いするのもなんですが……カナダ・スポーツデー(9月17日)の前日である9月16日(金)は「ジャージー・デー(National Jersey Day)」が設定されています。

現地(カナダ:東部)は、サマータイム時期(-13時間)なので、ちょうど16日の午後4時ぐらいです。……本当に、多くの人が職場、学校、地域で運動着(ジャージー)を着たのでしょうか?……どの程度、盛り上がっているのでしょうか?

Yahoo ! Canada  のニュースコーナーをチェックしましたが、関連情報を見つけることができませんでした。

日本の「体育の日」が諸外国から注目されるようになれば良いのですが…

2011/09/16

#225 日本のスポーツ政策の良いところ (13)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その12~

長旅が続きますが、いよいよ最後のテーマ「国際競技力の向上」になります。

著名なスポーツジャーナリストをはじめ元スポーツ選手、スポーツ団体関係者などが、よく「日本にはスポーツ政策がない!」、「日本のスポーツ政策は遅れている!」とかコメントされていますが、おそらく日本の国際競技力向上策について、その無策を指摘されているのだと思います。

敢えて言わせていただくと、日本にはスポーツ政策はありますし、Terry はその政策が決して遅れているとは思っていません。また、日本の国際競技力は決して低いとも思っていません。……現に8月のVMT(SMJブログ#219参照)では、日本は“ロンドン五輪総メダル獲得数ランキング”が8位となっています。

このテーマは Terry のメイン研究テーマですので、文科省の資料をもとにじっくり確認作業をしていきたいと思います。(つづく)

2011/09/15

#224 日本のスポーツ政策の良いところ (12)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その11~

現在の日本のスポーツ政策の2つ目の柱である「スポーツ環境の整備充実」に関わる施策について文科省のウェブサイト情報他で見てきましたが、特徴的(日本独特)なのは“総合型地域スポーツクラブ中心主義”と言えるのではないでしょうか。

文科省の「総合型地域スポーツクラブ育成モデル事業」(平成7年度~15年度)にはじまり、今日に至るまで、かなりの資金や労力が投下されてきたと思います。最近では、「地域再生」のみならず「新しい公共」や「好循環」も絡んできました。ある資料では「婚活」の二文字も見られます。……ある意味、現代社会の多くの問題を“総合型地域スポーツクラブ”で解決しようとしていると思われます。“行政主導による地域スポーツクラブ整備”という国家的プロジェクトなのでしょう。

日本は欧州諸国のスポーツクラブを理想として地域スポーツクラブの整備を図っていますが、日本の行政主導による(※人工的?!な)これらの一連の取組みが“成功”した場合、いわゆる“スポーツ後進国”が地域スポーツクラブの整備を図ろうとする際の“モデル”になるものと考えられます。

Terry は不勉強のため最近になって知りましたが、“総合型”とは「多種目」「多世代」「多志向」の3つの多様性を意味しているとのことです。(つづく)

2011/09/14

#223 日本体育・スポーツ政策学会第21回大会 (1)

実施要項が公表されました!

Terry が実行委員長を務めさせていただくことになった標記学会大会の実施要項です。多くの方々のご来場をお待ちいたしております!

 ★日本体育・スポーツ政策学会第21回大会のご案内

1.会 期: 平成23年12月3日(土)
2.会 場: 東京成徳大学八千代キャンパス
        〒276-0013 千葉県八千代市保品2014 TEL 047-488-7111(代表)
          (京成線「勝田台駅」/東葉高速線「東葉勝田台駅」下車A3出口から
           スクールバスで約10分)
3.主 催: 日本体育・スポーツ政策学会
4.日 程 :
        9:00~ 受付
        9:30~ 9:50 理事会
       10:00~11:00 一般研究発表
       11:00~11:45 総会
       11:45~13:00 昼食
       13:00~14:30 基調講演
            『カナダの連邦スポーツ政策の改定:問題と課題』
                    ジーン・ハーベイ(オタワ大学教授)
       14:45~17:30 シンポジウム
            『スポーツ政策とスポーツ報道』
              司会: 森川貞夫 (日本体育大学名誉教授)
                  左近允輝一 (帝京平成大学教授・元朝日新聞記者)
              シンポジスト:
                  落合博 (毎日新聞論説委員)
                  佐伯年詩雄 (筑波大学名誉教授)
                  佐野慎輔 (サンケイスポーツ代表)
       18:00~20:00 懇親会
                東京成徳大学食堂2F「カフェテリア」
5.参加申し込み:
          (1)締切期日 平成23年10月14日(金)
          (2)所定の申込書
          (3)参加費 会員 3,000円 会員以外 5,000円 懇親会 3,000円
             ※シンポジウム(一般公開)への参加者…500円(資料代)
6.お申込み・お問合せ先
       〒276-0013 千葉県八千代市保品2014 東京成徳大学(出雲輝彦)
            TEL:047-488-7103 FAX:047-488-7204
            E-mail:mrizumo@tsu.ac.jp

2011/09/13

#222 カナダ・スポーツデー(Sports Day in Canada) (1)

カナダ・スポーツデーの関連プログラムが始まっています!

SMJ#181でご紹介しましたが、カナダ・スポーツデー(Sports Day in Canada)9月17日(土)に開催されます。カナダ・スポーツデーは、カナダ全土を巻き込む“スポーツイベント”で、2010年から始まりました。日本の「体育の日イベント」に相当するものですが、それとは比較にならない程の“凄~い”イベントのようです。……日本の行政主導のイベントとは異なり、カナダ・スポーツデーは民間主導のイベントです。……関連する数多くのアイディアは、とても参考になります。……世界屈指の“スポーツデー”かもしれません!

「ParticipACTION」「True Sport」「CBC Sports」の主催で、各地域でのイベント等は中央競技団体やそれらのネットワーク(コーチ、選手等)等からなる組織、地域またはイベントごとの実行委員会によって企画・運営されます。(#181より転載)

現在、 「コミュニティ参加(Community Engagement)」週間(9/10~9/17)が始まっています。この1週間で、カナダ中の数千のスポーツ関係団体が地域レベルで“スポーツを祝う”イベントを開催することになっています。
 (※各地域イベントは http://sportsday.cbc.ca/home で確認できます!)

今後の予定としては、多くの学校、職場、地域等が9月16日(金)の「ジャージー・デー(Jersey Day)」に取組み、9月17日(土)にはカナダ・スポーツデー当日を迎えます。当日は、CBC Sports が終日“カナダ・スポーツデー関連番組”を放送するようです。

過大評価かもしれませんが、カナダの“スポーツイベント”は凄い!

ジャージー・デー用のトレーナー? 欲しい! by Terry 

2011/09/12

#221 日本のスポーツ政策の良いところ (11)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その10~

SMJブログでこのシリーズを書きはじめてから“アクセス数”が急落してしまいました。日本のスポーツ政策に対する興味・関心がないのか、SMJが飽きられてきたのか……。でも、Terry Bird は自分のために書き続けます!(ホンネは…)

さて、平成23年度新規事業「スポーツコミュニティの形成促進」(約5.7億円)についてです。文科省のウェブサイト資料をもとにして、同事業の把握に努めます。

● 目的・趣旨
 スポーツを普及・定着させ、スポーツを人々にとって身近なものとするためには、地域スポーツクラブ、学校、地方公共団体、スポーツ団体、企業などが組織の違いを超えて連携することにより、トップスポーツと地域スポーツの垣根をなくし、人材の「好循環」を生み出すことが必要である。
 併せて、「新しい公共」という観点においては、地域住民が行政に依存するのではなく、主体的に学校の体育活動も含めた地域のスポーツ環境の形成を図り、スポーツを通して地域の課題(子育て等)の解決に資する取組を促進することが必要である。また、小学校においては、学校の小規模化や教員の高齢化等により、体育の授業において児童に手本を見せるのが難しい場合があり、民間人の活用を含めた地域での教育支援体制の強化が必要である。
 このため、地域住民が主体的に運営するスポーツ活動の場である総合型地域スポーツクラブ(以下「総合型クラブ」)等の拠点となる総合型クラブ(拠点クラブ)に配置された以下の取組を行うスポーツ人材を活用し、スポーツを通じて新しい公共を担うコミュニティ(スポーツコミュニティ)の形成を促進する

● 内容
(1)スポーツコミュニティの形成促進
  トップアスリート等の活用による地域スポーツの支援
  プロジェクトリーダーによる巡回指導等の調整と地域の課題解決への取組の実践
 小学校体育活動コーディネーターの派遣による支援
(2)実施状況調査の実施等
 ・事業趣旨に沿った適切な事業の実施についての調査

……文科省は、同事業(H23年度)の委託先として、①②③または②③を実施する「総合型地域スポーツクラブ(拠点クラブ)」を19クラブ、②③を実施する「小学校体育活動支援実施クラブ」を16クラブ選定したようです。(つづく)

※引用資料
 http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/23/07/__icsFiles/afieldfile/2011/07/29/1309056_4_1.pdf

2011/09/11

#220 スポーツ政策ニュース (第16号)

「Sport Policy for Japan 2011」~大学3年生によるスポーツ政策会議~

先日、笹川スポーツ財団(SSF) から標記イベント(SPJ 2011)のプレスリリースを送信していただきました。Team TSU も参加(研究発表)します。以下、SPJ 2011 の概要です。(※加筆転載)

● 日時 平成23年10月1日(土)13:00~17:30  10月2日(日)10:00~15:30
● 会場 早稲田大学 東伏見キャンパス79号館STEP22(205大教室他)
       東京都西東京市東伏見2-7-5 ※西武新宿線「東伏見駅」徒歩1分 
● 参加大学 11大学 19チーム 約100名
         神奈川大学、慶應義塾大学、産業能率大学、順天堂大学、
         尚美学園大学、多摩大学、東海大学、東京成徳大学、一橋大学、
         立教大学、早稲田大学(五十音順)
● 内容
      10月1日(1日目)
        1.基調講演 13:00~14:00
           友近聡朗氏(参議院議員民主党スポーツ議員連盟事務局長)
        2.政策提言発表 14:15~16:40
           ★会場A(201教室):3組目(15:30~16:00) Team TSU の発表
              「日本のスポーツ政策の課題-その本質を探る-」
      10月2日(2日目)
        1.政策提言発表 10:00~12:00
        2.パネルディスカッション「女性スポーツの課題」 13:00~15:00(予定)
            パネリスト 山口香氏(筑波大学大学院准教授)
                   成田真由美氏(パラリンピック競泳金メダリスト)
                   鯉川なつえ氏(順天堂大学准教授)
            コーディネーター 工藤保子氏(SSF)
        3.表彰式
● 審査員: 玉木正之氏(スポーツジャーナリスト)、大坪正則氏(帝京大学教授)、
        三谷哲夫氏(文部科学省スポーツ青少年局)、渡邉一利氏(SSF 常務理事)
● 観覧申込: FAXまたはホームページ(http://www.ssf.or.jp/spfj/index.html
         ※観覧申込書あり (申込締切9月27日(火)17:00必着)
● 観覧料: 無料
● 定員:   200名(定員になり次第募集終了)
● 問合先: Sport Policy for Japan 事務局(SSF内) 
          東京都港区虎ノ門 1-15-16 -5F
            TEL:03-3580-5854   FAX:03-3580-5968
            E-mail:spj@ssf.or.jp

2011/09/10

#219 仮想・ロンドン五輪国別メダルランキング (1)

日本の金メダル獲得数(予想)が“10個”にダウン!

「仮想・ロンドン五輪国別メダルランキング表(Virtual Medal Table for London 2012:VMT)」についての簡単な説明はSMJブログ#188をご参照ください。

USA Today の「Olympic Medal tracker」が9月7日付で更新されました。以下、最新の国別メダル獲得予想(総獲得数10傑)です。※順位・国名・(金, 銀, 銅:合計)・前月順位

 1. アメリカ    (40, 22, 27 :89) 1 →
 2. 中国      (32, 36, 21 :89) 2 →
 3. ロシア     (25, 24, 34 :83) 3 →
 4. イギリス    (15, 19, 24 :58) 4 →
 5. ドイツ      (16, 17, 20 :53) 5 →
 6. オーストラリア (11, 17, 14 :42) 7 ↑
 7. フランス    (12, 14, 11 :37) 6 ↓
 8. 日本      (10, 13, 9 :32) 8 → ※前月(14, 9, 10 :33)
 9. イタリア     (11, 8, 12 :31) 9 →
10. 韓国      (4, 7, 13 :24) 10 →

★ 日本の金メダル獲得者(予想)内訳:

「柔道(6)」
 Daiki Nishiyama(Men's 90kg) Takamasa Anai(Men's 100kg) Tomoko Fukumi(Women's 48kg) Misato Nakamura(Women's 52kg) Kaori Matsumoto(Women's 57kg) Yoshie Ueno(Women's 63kg)

「レスリング・フリースタイル(2)」
 Saori Yoshida(Women's 55kg) Kaori Icho(Women's 63kg)

「体操競技(1)」
 Kohei Uchimura(Men's Individual All-Around)

「射撃(1)」
 Tomoyuki Matsuda(Men's 50m Pistol)

今後、どのように推移していくか…来月が楽しみ!

2011/09/09

#218 スポーツ政策ニュース (第15号)

鈴木寛(すずきかん)文部科学副大臣退任の影響

この度の“野田政権誕生”に伴い、鈴木寛文部科学副大臣が退任されました。在任期間は平成21年9月18日~平成23年9月2日でした。新しい副大臣は奥村展三衆議院議員と森ゆうこ参議院議員のお二人です。なお、奥村副大臣と城井崇(きいたかし)大臣政務官がスポーツ担当のようです。

「スポーツ立国戦略」の策定(2010年)や「スポーツ基本法」の制定(2011年)という日本のスポーツにとって節目となる大切な時期に、鈴木前副大臣は数多くのスポーツ関係の学会(講演、シンポジウム)でご登壇されるなどして、スポーツ界の意見に耳を傾ける姿勢を大いに示してくれました。…スポーツ界がどの程度その期待に応えられたか、あるいは鈴木氏がどの程度スポーツ行政に影響力を及ぼしたかについては分かりませんが…

Terry にとっては、鈴木氏が「学会(研究者)の側から具体的な方策を示してくれたら行政(政策)は動く」と言われたことが強く印象に残っています。例えば、“日本のスポーツ関連税制のあり方”、“スポーツを通じた地域再生の方策”など、エビデンスに基づく具体案を行政側は求めているようです。

 鈴木氏の期待(挑発)に応えねば…

(民主党政権が続けば)いずれ再登場されると思いますが……2年間お疲れさまでした!

2011/09/08

#217 日本のスポーツ政策の良いところ (10)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その9~

Terry がユニークだと感じた「スポーツコミュニティの形成促進」事業についてです。……平成23年度からの新規事業です。

多くの方々にとっては“単なるスポーツ事業”かもしれませんが、色々調べていくと、現在の国(日本)の政治や政策における“大きな動き・流れ”と連動している場合もあるのです。同事業はそれに該当することが分かってきました。

以下は同事業を把握するための主な“キーワード”です。

 「新しい公共(New Public Commons)」  「『新しい公共』円卓会議」
 「元気な日本復活特別枠」  「元気な日本スポーツ立国プロジェクト」  など

色々、勉強になります。長旅は続きます…

2011/09/06

#216 スポーツ政策ニュース (第14号)

第8回JISSスポーツ科学会議について

本日、Terry は夏季休業期間中のオフィスアワー当番で大学の研究室に終日いました。大学の夏季休業期間中にオフィスアワーを設定している国はあるのかと、疑問に感じてしまいますが、職務命令!?ですので仕方ありません。……因みに、同僚・職員以外誰も訪ねてきませんでした。……確実に10日以上大学に来る教員は免除してほしいものです。

愚痴はさておき、そんな一日でしたが良い発見もありました。研究棟1Fの事務室に用事で行った際、大きなポスターが置いてありました。国立スポーツ科学センター(Japan Institute of Sports Sciences:JISS)「第8回JISSスポーツ科学会議」の案内ポスターでした。

 開催日 2011年10月20日(木)
 場所   国立スポーツ科学センター 
 時間   9:30 受付開始~10:00 開会~16:40 終了

Terry Bird が関心のあるプログラム

 特別講演(11:10~12:30)
   「カナダにおけるオリンピックに向けた活動」(ロジャー・ジャクソン)
    ※オウン・ザ・ポウディアム(OTP)初代CEO、カナダオリンピック協会(COC)元会長

JISSさん、ありがとうございます! お邪魔させていただきます!

2011/09/05

#215 日本のスポーツ政策の良いところ (9)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その8~

Terry がユニークだと感じた“スポーツ大会拠点づくり推進事業”についてです。……ただし、同事業への賛否は分かれているようです。

同事業の実施要綱(H.16.9.5 ※H.21.12.4改正)を確認したところ、正式名称が「スポーツ拠点づくり推進事業」ということが判明しました。その趣旨は以下の通りです。

「小・中・高校生が参加する各種スポーツの全国大会を継続的に開催しようとする市町村(東京都23特別区を含む。以下同じ。)及びスポーツ団体の取組みを支援することにより、全国各地に、青少年があこがれ、目標とするスポーツ毎の拠点を形成し、スポーツの振興と地域の再生を推進するものとする。」(要綱より)

Terry なりに要約すると、「全国各地に小・中・高校生が憧れ目標とする“甲子園的”なスポーツ大会を増やし、地域に根付かせようとする(地域再生にも資する)施策」ということになりますでしょうか。

総務省所管の“財団法人地域活性化センター”が総務省及び文部科学省との連携のもと同事業を“地域づくり助成等支援事業(スポーツによる地域振興助成事業費)”として実施しています。同センターが事務局を務める「スポーツ拠点づくり推進委員会」が年1回程度選考を行い、同センターにより「承認スポーツ大会」へ助成金が交付されます。平成17年度から選考・助成がスタートし、初年度は上限1,000万円、2年目以降は上限500万円が原則10年間助成されるようです。これまで計65大会が選定されています。平成23年度は募集されないようです。

助成金の主たる原資は「宝くじの収益(日本宝くじ協会助成金)」です。同助成金収入の平成22年度補正後予算額は2億4,200万円でしたが、平成23年度予算は約3,725万円と大幅に減っていました。参考までに、平成22年度は「スポーツによる地域振興助成事業費」として、約3億1,693万円が支出されていました。

平成16年5月の小泉元総理の指示を受けて始まった事業のようですが、その経緯の詳細については省略します。(つづく)

2011/09/04

#214 TSUテニス部指導記録 (7)

関東大学テニスリーグ(男子第7部第3戦)・結果

 TSU vs 自由学園大学

9月2日(金)、TSUコートでリーグ戦(第3戦)が行われました。第2戦の敗戦で“7部シード校入り”が困難になった事もあり、今後を見越してダブルスペアを3組とも変更し第3戦に臨みました。最悪でもダブルス2対1、シングルス3対3の計5対4で勝てると予想していましたが、予想以上に相手校のダブルスが上手く、ダブルスで負け越してしまい、残念ながら Team TSU は計4対5で負けてしまいました。その結果、電通大が3勝でブロック1位、その他の3大学が1勝2敗で並び、勝ち試合数11のTSUが2位ということになりました。不本意な結果でしたが、7部ベスト32という最低限の目標はクリアしました。まだまだ実力不足です。以下は結果です。

 ダブルス(1-2)
  No.1  ○ 6-2 6-3
  No.2  ● 3-6 3-6
  No.3  ● 2-6 4-6
 シングルス(3-3)
  No.1  ○ 3-6 6-3 6-4 
  No.2  ○ 6-0 6-1
  No.3  ● 2-6 2-6
  No.4  ● 6-2 6-7 3-6
  No.5  ○ 6-1 6-1
  No.6  ● 2-6 3-6

選手6人でフルに戦いましたので、みんな身体がボロボロのようです。しばらく“フリー”としました。お疲れ様でした!

2011/09/03

#213 日本のスポーツ政策の良いところ (8)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その7~

前回(#212)からの続きです。ここ数年、日本のスポーツ政策についてウォッチしていなかったこともあり、えっ、こんな施策あったの! …と驚かされることがあります。

“スポーツ環境の整備充実”に関する施策等の中では「スポーツ大会拠点づくり推進事業」「スポーツコミュニティの形成促進」事業がそれにあたり、“ユニークなスポーツ施策”として挙げられそうです。前者は平成17年度から実施されていた事業で、後者は平成23年度からの新規事業です。

まずは「スポーツ大会拠点づくり推進事業」について調べることにします。…キーワードは、「小泉元首相」「宝くじ」「甲子園的」「地域活性」「天下り?団体」等のようです。(つづく)

2011/09/02

#212 日本のスポーツ政策の良いところ (7)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その6~

文科省のウェブサイト情報をもとに「スポーツ環境の整備充実」に資する施策等を“ピックアップ”してみました。(カナダほど気合が入っていませんが…)

 ●総合型地域スポーツクラブの育成、活用等
  「総合型地域スポーツクラブに係る認定NPO法人制度の認定要件の緩和」
  「総合型地域スポーツクラブ育成状況調査」
  「地域スポーツ指導者育成推進事業」
  「今後の総合型地域スポーツクラブ振興の在り方について~7つの提言~」の公表
    ※平成21年8月12日、総合型地域スポーツクラブに関する有識者会議
  「スポーツコミュニティの形成促進」事業 
    ※平成23年度新規
 ●「スポーツ大会拠点づくり推進事業」
    ※文部科学省・総務省の共同実施、合計65大会を選定
 ●「生涯スポーツ・体力つくり全国会議」
    ※平成23年度(平成24年2月10日、秋田県)
 ●「全国スポーツ・レクリエーション祭」
    ※平成23年度(平成23年11月5日~8日、栃木県)
 ●「スポーツ実施率」の公表
    ※内閣府「体力・スポーツに関する世論調査」に基づく推計
 ●「プールの安全標準指針」の策定
    ※平成19年3月、文部科学省・国土交通省

もちろん、上記だけではありません。「地方スポーツ振興費補助金(体育・スポーツ振興事業)」他も詳細に見ないといけないのですが、省略します。(つづく)

2011/08/31

#211 日本のスポーツ政策の良いところ (6)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その5~

あまり執筆意欲の湧いてこないシリーズですが、Terry 自身の勉強のために投げ出さずに頑張っています。

現在の“日本のスポーツ政策”の2つ目の柱である「スポーツ環境の整備充実」について、文科省のウェブサイト情報をもとにして、その“良いところ”を見つけたいと思います。同サイト内の「生涯スポーツ」(http://www.mext.go.jp/a_menu/05_d.htm)が主たる参考情報になります。以下は、列挙されている項目です。

 総合型地域スポーツクラブ
 スポーツ拠点づくり
 生涯スポーツ全国会議
 全国スポーツ・レクリエーション祭
 スポーツ実施率
 水泳等の事故防止について

これだけでは、何が何だか分かりません。実態が掴めませんので、いつものような作業をしていきます。(つづく)

2011/08/30

#210 TSUテニス部指導記録 (6)

関東大学テニスリーグ(男子第7部第2戦)・結果

 TSU vs 電気通信大学

8月29日(月)、TSUコートでリーグ戦(第2戦)が行われました。残念ながら Team TSU は計0対9で“完敗”しました。オーダーは読み通りで、ダブルス2対1、シングルス3対3の計5対4での勝ちを狙いましたが、やはり全ての面で電通大チームの方が勝っていました。4人の1年生部員は“大学テニス”の厳しさを味わったと思います。

ダブルスNo.1 (TSU選手のリーターン)

電通大は、我が部員たちにとって“体育会テニス部の見本”となるような、とても良いチームでした。以下は結果です。

 ダブルス(0-3)
  No.1  ● 0-6 6-4 4-6
  No.2  ● 0-6 1-6
  No.3  ● 1-6 1-6
 シングルス(0-6)
  No.1  ● 0-6 0-6 
  No.2  ● 3-6 0-6
  No.3  ● 3-6 1-6
  No.4  ● 2-6 0-6
  No.5  ● 1-6 0-6
  No.6  ● 6-3 1-6 4-6

第3戦の相手は自由学園大学で、9月2日(金)にTSUコートで行われます。

2011/08/28

#209 スポーツ法ニュース (第7号)

「調査と情報-ISSUE BRIEF-No.722」 刊行される!

“国立国会図書館”では、様々な情報を入手することができます。

同ウェブサイト「国会サービス関連情報」コーナーで、国政上の重要課題についての背景・経緯・問題点等を簡潔にとりまとめている小冊子「調査と情報-ISSUE BRIEF-」を閲覧(ダウンロード)することができます。

この度、2011年8月24日の「スポーツ基本法」の施行を受け、8月25日付で以下の情報が公開(刊行)されていました。

 『スポーツ政策の現状と課題 ―「スポーツ基本法」の成立をめぐって― 』
                            (「調査と情報」第722号)
   著者:文教科学技術課 澤田大祐 氏

  ※http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/issue/pdf/0722.pdf

とても参考になります。

2011/08/27

#208 日本のスポーツ政策の良いところ (5)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その4~

SMJブログ#206では、“子どもの体力向上に関する施策”を3分類し、その概要把握に努めました。…よく、日本のスポーツ政策は遅れているとか、不十分だと言われることがありますが、そんなことはなかったです。幼少年期の体力向上策等がエビデンスに基づき的確に立案されている印象を Terry はもちました。

文科省が指摘しているような、子どもの体力問題が将来的な国民全体の体力低下生活習慣病の増加等につながり、ひいては社会全体の活力が失われる…という危機感は、いわゆる先進国の共通の問題であると言えるでしょう。……もちろん Terry  の研究対象のカナダにおいても、この種の問題解決は主要政策課題として位置付けられています。

 以下、概観した結果のまとめです。

小・中・高にわたる「学校体育の充実」を通じて“子どもの体力向上”を図ろうとしている点は、日本の“特徴”であり“良さ”でもあるのではないでしょうか。……教育の管轄が州にあるカナダのような連邦制を敷く国や学校体育に重きを置いていない国などでは限界があると思いますが、この種の問題解決を図る上での鍵となる方策ではないかと Terry は考えます。

ただし“中学校武道・ダンスの必修化に向けた条件整備”が直接的に「子どもの体力向上」につながることを説明するのは難しいですが…(つづく)

2011/08/26

#207 TSUテニス部指導記録 (5)

関東大学テニスリーグ(男子第7部第1戦)・結果

 TSU vs 駿河台大学 (ブロックシード校)

8月25日(木)、雨の中、駿大コートで行われたリーグ戦(第1戦)で Team TSU  は計7対2“勝利”し、幸先の良いスタートを切ることができました。駿河台大学はブロックシード校でしたが、今年のチームは選手が4人しかいませんでした。以下は結果です。

 ダブルス(2-1)
  No.1  ● 1-6 4-6
  No.2  ○ 6-3 7-5
  No.3  ○   W.O.
 シングルス(5-1)
  No.1  ○ 6-2 7-6 
  No.2  ● 1-6 0-6
  No.3  ○ 5-7 7-6 6-0
  No.4  ○ 6-0 6-2
  No.5  ○   W.O.
  No.6  ○   W.O.

第2戦の相手は強豪校の電気通信大学で、8月29日(月)にTSUコートで行われます。

2011/08/25

#206 日本のスポーツ政策の良いところ (4)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その3~

“子どもの体力向上に関する施策”を、大雑把にまとめさせていただきました。

 調査・研究
 学校体育の充実
  広報・啓蒙

①は、「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」、「体力向上の基礎を培うための幼児期における実践活動の在り方に関する調査研究」等が該当します。前者の「体力・運動能力調査」については昭和39年から実施され、平成11年度の同調査からは「新体力テスト」が導入されています。後者の調査研究については、その報告書が文科省のウェブサイトで公開されています。……昭和39年と言えば Terry が生まれた年ですので、「体力・運動能力調査」には親近感がもてます。資料的価値も高いことでしょう。

②は、“中学校武道・ダンスの必修化に向けた条件整備”が主要テーマになっています。平成20年に改訂された中学校学習指導要領に基づき、平成24年度から完全実施される中学校における武道・ダンスの必修化に向けた諸施策です。想像していた以上に、周到に準備が進められている印象をもちました。

③は、「子どもの体力向上推進事業」の一環として行われている広報・啓蒙関連事業(委託)です。公益財団法人日本レクリエーション協会が「子どもの体力向上ホームページ」 (http://www.recreation.or.jp/kodomo/) の運営を委託されています。また、公益財団法人日本体育協会が「子どもの発達段階に応じた体力向上プログラム」の開発を委託され、「アクティブ・チャイルド・プログラム」の“ガイドブック・DVD”が作成されています。
……えっ、こんなのあったの?……っていう感じです。

(つづく)

2011/08/24

#205 日本のスポーツ政策の良いところ (3)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その2~

結局、カナダのスポーツ政策に関する報告書を書くための作業と同じことを繰り返しています。Terry Bird はどれほど暇な男なのでしょう。……“良いところ”を見つけるためには、やはり全体像を把握する必要がありました。

ここから先は、文部科学省のウェブサイトを主たる資料として書いていきます。学術論文ではないので、気楽にお読みください!

近い将来どうなるか分かりませんが、現在の日本のスポーツ政策の3本柱は、スポーツ振興基本計画(2006年改定)で掲げられている「子どもの体力向上」「スポーツ環境の整備充実」「国際競技力の向上」と言えるでしょう。……そこで、まず始めに“子どもの体力向上に関する施策”について整理してみました。

とても複雑(※ややこしい作業)でしたが、何となく“概略”が掴めました。(つづく)

2011/08/23

#204 日本のスポーツ政策の良いところ (2)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その1~

安易に“新シリーズ”を立ち上げてしまい、後悔しています。……実は、Terry が日本のスポーツ政策を理解していなかったことが判明しました。…ですので、この企画を取り下げます!…と言いたいところですが…。

他国のスポーツ政策から学ぼうとする時、そのポイントについて考えてみました。

 公表されている“スポーツ政策”から学ぶ
  ①に基づく個々の“スポーツ施策”から学ぶ
  ①に直接基づかないその他の“スポーツ施策”から学ぶ
  ①~③の“システム”全体から学ぶ
  ④を支える諸要素から学ぶ
  その他

SMJブログでは、日本の②について整理したいと思います。

“長旅”になりそうです!

2011/08/21

#203 日本のスポーツ政策の良いところ (1)

SMJブログの“新シリーズ”です。

先日、12カ国のスポーツ政策に関する調査研究報告書が文科省のウェブ上で公開されました。……“諸外国のスポーツ政策”から学ぼうとする意図があるから、そのような調査研究が行われたのでしょう。

 確かに、Terry が担当した“カナダ”だけでも、非常に多くの学ぶべき点があります。

そこで、Terry は考えました。……では逆に、世界(他国)は日本のスポーツ政策から何かを学ぼうとしているのか? 日本には、世界(他国)が学ぼうとするような“スポーツ政策”があるのか?

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探したいと思います!

企画倒れにならないと良いのですが…

2011/08/19

#202 TSUテニス部指導記録 (4)

TSUテニス部の夏季強化合宿4日目の朝です。……雨模様です!

全国的に猛暑が続いているようですが、峰の原高原(長野県)は標高が1500mほどあるようで、非常に快適な気候です。強化練習がたっぷりできています。部員の疲労は、相当たまってきていますが……

宿泊先は、Terry が1991年以来20年間テニス合宿等で利用させていただいている「うどのP.」です。高校陸上部の合宿も幾つか手掛けておられ、学校等のスポーツ合宿にはお勧めです。

写真は、3日目の朝食のスープです。


お忙しい中、計7人のOB・OGが参加してくれています。……感謝!

2011/08/17

#201 スポーツ政策ニュース (第13号)

The Canadian Sport Policy の改定について~その1~

TSUテニス部の夏季強化合宿(於:長野・峰の原高原)の引率・指導のため、落ち着いてSMJブログがアップできない状態ですが、カナダの次の“連邦スポーツ政策(The Canadian Sport Policy)”についての最新情報を得ました。

現在、日本では「スポーツ振興基本計画」(2000年策定、2006年改定)の改定作業が進められているところですが、カナダでも2002年に策定された“連邦スポーツ政策(2002-2012)”の改定作業が進められています。……カナダの新しい“連邦スポーツ政策”は2012年4月に策定される予定です。

そこで、今年度の“日本体育・スポーツ政策学会第21回大会”では、カナダ人研究者J・H教授を招聘して、カナダの新しい“連邦スポーツ政策”に関連したテーマで「基調講演」をしていただく予定です。

J・H教授とメールで色々と打合せをしていまして、前回のメールにより、カナダでは2012年4月に“2種類”の連邦政策が策定される予定であることが判明しました。(※最新情報

関心のある方は、12月3日(土)にTSUにお越しください!

長野・峰の原高原 から北アルプス方面を望む

2011/08/16

#200 SMJブログの目指すもの (4)

SMJブログ 第3ステージ突入!

早いもので、SMJブログ#200を書くことになりました。
ご愛読いただいている皆様、感謝申し上げます。

節目には、Sport Matters JAPAN の“ベールに包まれている部分”を、少しずつご披露しています。何故 Terry Bird なのかについては#150で書きましたが、何故 Sport Matters JAPAN なのかについては、まだ公にしていません。最大のヒントは「スポーツ政策調査研究報告書」の“カナダ”にあります。文部科学省のウェブサイトからアクセスできますので、そちらで“謎解き”して下さい。

 現在、TSUテニス部の夏季強化合宿で長野(峰の原高原)にきています。

時間を見つけてアップしますので、今後ともSMJをよろしくお願い申し上げます。

                             Terry Bird (SMJ Writer)

2011/08/14

#199 回顧録:今だから話します! (4)

『スポーツ政策の現代的課題』の編集を通じて~その3~

まず、どのような経緯で「日本評論社」さんに出版していただけることになったかについて、簡単に書きます。

Knob 先生を中心とするの研究グループの一員でもあった“森の石松先生”のご友人であった“兄貴”(※某新聞販売店社長)から「某スポーツ新聞社」の上層部の方をご紹介していただく。……兄貴はその場で同社のX氏にTELをしてくださり、X氏を介して「日本評論社」の当時の社長Y様に取り次いでいただく。……企画書をFAX送信!
            ↓
後日、日本評論社に出向きY様に企画書を見ていただく。……様々なアドバイスをいただくとともに販売計画をシミュレーションしていただく。
            ↓
同社で検討していただいた結果、数日後、出版可のお返事をいただく。(以下は、出版契約の概要です。)

初版部数○○○○を“2年間”でさばく。 ※テキスト使用の企画のため
2年後、在庫が○○○部以上あった場合は、一定割合でその在庫を買取る。日本評論社側の在庫は廃棄される……あぁ~

以下は、Terry の把握している範囲での販売結果です。

 ● 出版時に編・著者が“443冊”購入
 ● 大学等教育機関図書館が“184冊”所蔵
 ● 国立国会図書館はじめ全国の公共図書館が“48冊”所蔵
 ● 2年目以降の授業等で“??冊”テキスト販売
 ● 店頭、インターネット等で“??冊”販売

約3年4カ月で出版社在庫が“0”となりました!…廃棄されずに済んで良かったぁ…

なお、shopterry には“15冊”ほど在庫がありま~す!

2011/08/13

#198 スポーツ政策ニュース (第12号)

「スポーツ政策調査研究」報告書が公開される!

やっとこの時がやってきました。少々大袈裟ですが、“こんな報告書見たことがない”…と、驚かれると思います。

文部科学省HP → スポーツ → スポーツ振興 → スポーツ政策調査研究について
→ 諸外国および国内におけるスポーツ振興施策等に関する調査研究 の順にクリックしてみてください。(http://www.mext.go.jp/) 

SMJブログ#200までに報告書の公開が実現して、Terry お得意の“無計画の計画性”を、またまた実感することができました。(意味不明!)

何故このような世界的に例のない報告書が誕生したかと言いますと、SSF のこれまでの諸外国スポーツ施策に関する調査の実績と親分(委員長)であった Prof. Ken さんの妥協しない研究者としての姿勢があったからだと考えています。

関係者の皆様! Terry が自画自賛(誇張)し過ぎている“歴史的報告書”を是非とも一度ご覧ください。……“電話帳”とお呼びください。

12カ国のスポーツ政策・施策を網羅的に把握できる同報告書は、あくまでも基礎資料です。したがって、同報告書を今後の日本のスポーツ政策にどのように活かしていくか……という第2段階の作業(研究)が始められなければなりません。……誰がやるのだろう?……

2011/08/12

#197 回顧録:今だから話します! (3)

『スポーツ政策の現代的課題』の編集を通じて~その2~

そもそも、同書出版の企画は恩師 Knob 先生のご退職を記念してのものでした。……よくあることですが…。そこで、弟子3人を中心に話を進めていった結果、どうせ刊行するなら“自費出版”のようなものではなくて、“流通(市場)”に耐えうるものにしましょう!……ということになり、Terry が編集事務局を担当することになったのです。……そこからが“苦難”の始まりでした!

何事も勉強ですね。色々学びました。出版社が首を縦に振ってくれるところまで到達するのが最大の関門だということを身をもって理解することができました。企画内容に加え、出版後の販売の見通しがしっかりしていないとダメなようです。このご時世、本はそう簡単に売れないということも分かりました。

例えば、初版発行部数2,000とした場合、皆さんならどのような販売計画をシミュレーションされますでしょうか? 何冊も出版本を手掛けてこられた方あるいは業界の方からは、そんな初歩的なこと書くな!……と、言われそうですが……(つづく)

2011/08/11

#196 回顧録:今だから話します! (2)

『スポーツ政策の現代的課題』の編集を通じて~その1~

 完売 御礼! で~す。

Terry が生まれて初めて編著者として、その編集事務局を担当し出版まで漕ぎつけた『スポーツ政策の現代的課題』(日本評論社、2008年4月、2,940円)が、どうやら完売したようです。

数日前まで Amazon に在庫(1冊)がありましたが、どなたかが購入して下さり、現在は中古本の出品のみです。また、出版元の「日本評論社」の在庫も“品切”になっていました。すなわち、同書の初版1刷が完売したと言えるでしょう。……2刷から印税が入ることになっていましたが、増刷する予定はありません。(残念!)……ただし、shopterry には「新品(未読品)」の在庫が○○冊あるようです……

日本評論社の皆様! その節は大変お世話になりました。……っと、その前に、ご購入いただいた皆様! 編・著者を代表しまして、心より御礼申し上げます。

 今だから話します! (つづく)

2011/08/09

#195  ロンドンオリンピック(2012)に向けて (10)

ロンドン五輪とリスクマネジメント!

無計画の連載でしたが、本シリーズの最終回にします。……Terry 自身のロンドン五輪理解のために、思考を整理しながら書いてきました。……勉強になりました。……最終回のテーマとして何が良いのかあれこれサーフィンし、その結果、やはり Risk Management にたどり着きました。

……ただし、SMJブログ内でコンパクトにまとめることは断念しました。どなたか論文でもお書き下さ~い!

London 2012 Olympic and Paralympic Safety and Security Strategy
  (Home Office, July 2009)
London 2012 Olympic Safety and Security Strategic Risk Asessment (OSSSRA) and Risk Mitigation Process - summary Version 2 -
  (Home Office, January 2011)
London 2012 Olympic and Paralympic Safety and Security Strategy
  (Home Office, March 2011)
London 2012: Olympic Risk, Risk Management, and Olymponomics
  (William Jennings, August 2008)
Risk Adviser:London 2012 Olympic Games – one year to go
  (MARSH, July 2011)

①~③はイギリス政府(内務省)の資料、④はマンチェスター大学ジェニングス博士の学術論文、⑤は保険ブローカー・リスクコンサルティング会社であるマーシュの資料です。もちろん、その他にも多数あります。

特に、ジェニングス博士(Hallsworth Research Fellow)は関連論文を幾つか書いています。このテーマでは第一人者と言えそうです。

因みに、②で示されていたリスクの大項目です。
 ● Terrorism(テロ行為)
  Serious and organised crime(重大及び組織犯罪)
  Domestic extremism(国内過激派行為)
  Public disorder(治安びん乱)
  Major accidents and natural events(大事故及び自然災害)

“深み”にはまる前に、終わりにしま~す!

2011/08/08

#194  ロンドンオリンピック(2012)に向けて (9)

テニス競技で気になること!

ロンドン五輪のテニス競技は“ウィンブルドン(Wimbledon)”で開催されます。正確には、All England Lawn Tennis and Croquet Club(AELTC)が会場となります。テニスの4大大会の一つである“ウィンブルドン選手権(The Championships)”と同じ会場ということです。

2012年のウィンブルドン選手権は6月25日~7月8日に開催され、その約3週間後の7月28日~8月5日にロンドン五輪テニス競技が開催される予定です。

Terry が気になるのは、ウィンブルドン選手権が AELTC と LTA(Lawn Tennis Association:イギリステニス協会)の主催であるのに対して、ロンドン五輪テニス競技は LOCOG(London Organising Committee of the Olympic and Paralympic Games:ロンドンオリンピック・パラリンピック組織委員会)の主催であることです。

周知の通り、ウィンブルドン選手権に出場する選手は“白を基調としたウエア”で試合に臨むことになっています。これは、テニス界の慣習のようにも思えますが、主催者側から“predominantly white clothing rule for The Championship”というガイドラインが示されていることもあるからです。

懸念されるのは、…(一種の楽しみでもあるのですが)…ウィンブルドン選手権ではないロンドン五輪テニス競技がAELTCで開催される時、出場する選手たちは何色のウエアでプレーするか?…ということです。

ウィンブルドンをリスペクトして“白を基調としたウエア”で試合に臨むか? 選手が個性をアピールするか? それとも、特別ルールが設けられるか? …… Terry にとっては、とても興味深いです!

2011/08/07

#193  ロンドンオリンピック(2012)に向けて (8)

ロンドン五輪の Olympic Truce について

オリンピックトゥルース(Olympic Truce)をご存知の方はかなりの“オリンピック通”です!

Olympic Truce = ekecheiria(エケケイリア)と聞けば……あっ、分かった!

古代ギリシャでは約1200年(776B.C.~A.D.392)の間に計293回のオリンピア祭典競技が行われたと言われています。クーベルタンは、このオリンピア祭典競技をヒントにして近代オリンピックの復興を提唱し、その第1回大会が1896年にアテネ(ギリシア)で開催されました。それ以降、戦争による3度の中止はありましたが、現在のオリンピックに至っています。110余年の間でさえ3度の中止があった事を考えると、オリンピア祭典競技が、都市間の争いが絶えなかった時代にほぼ4年に一度のペースで開催され続けたことは驚異です……が、それを可能のしたのがエケケイリア(聖なる休戦)という tradition(伝承?)があったからだと考えられています。(※詳説は省略)

現代のオリンピックでも、1993年以降、各大会開催年の前年に国連総会において Olympic Truce が決議されることになりました。Olympic Truce は「オリンピック停戦」と訳されています。オリンピック期間中、この決議(resolution)に同意した国は「紛争を中断する」というものです。……なかなか理想通りにはいっていないようですが……

ロンドン五輪(パラリンピック含む)についての「オリンピック停戦決議」は第66回国連総会(2011年9月~)で10月中に採択される予定です。